EasyBlocks PacketiX VPN 4.0 とは
EasyBlocks PacketiX VPN 4.0 アプライアンス はソフトイーサ社のレイヤ2 VPN ソフトウェア「PacketiX VPN」の最新版である「PacketiX VPN 4.0」を搭載しています。
1.低コスト
・拠点毎の固定IPアドレスがいらない
従来のL3-VPNでは、拠点ごとに高額な固定IPアドレスを必要としていましたが、L2-VPNであるPacketix VPNでは不要です。
各拠点は、インターネットに接続する環境さえあれば、簡単にVPNを構築することが出来ます。
よって、既存のネットワーク環境を変更することなく、VPNを導入することが出来ます。
・専用機器がいらない
従来VPNを構築しようとすると、専用のルーターなどの高額な機器が必要でした。
しかし、Packetix VPN アプライアンスさえあれば、これらの高額な機器は必要ありません。
2.外出先のノートPCやスマホとかんたん接続
・スマートフォンと接続
Iphoneやandroidは、組み込みでL2TP/IPsec VPNのVPNクライアント機能が搭載されていますが、それはごくわずかな大手ルーター製品を想定し作られたものです。
さらに、難しいコマンドラインでの設定を要求されます。
しかし、PacketiX VPN ならL2TP/IPsec VPNの機能をワンクリックで有効化することが出来、後はスマートフォンの設定をするだけで、簡単にVPNにスマートフォンを接続することが出来ます。
・ノートPCと接続
Packetix VPN は、 ノートPCにpacketix vpn client をインストールすることで、外出先から接続することも可能です。
また、windows 7、8、RTからはSSTP-VPN機能を有効にするだけで、 PacketiX VPN ClientをインストールすることなくVPNに接続することが出来ます。
3.ファイアウォールを貫通
外出先からWi-Fiなどを使ってVPNに接続したがうまくいかなかった、という経験はありませんか?
従来のVPNではファイアウォールによってIPsec VPN プロトコルを遮断されることが多々あります。
しかし、PacketiX VPN はSSL-VPNを使用することにより、ファイアウォールに遮断されることなく、どこからでもVPNに接続することが出来ます。
4.GUI
Packetix VPN には、専用のWeb GUIが搭載されており、設定を直感的に行うことが出来ます。
5.4倍速いスループット
従来のVPNでは、PPPから派生したL2TPやPPTPといったプロトコルが使用されていますが、
そもそもPPP自体、電話回線のような細い帯域の回線を想定して設計されてものですので、現代の高速回線での利用には適していません。
Packetix VPNはこの問題を解決し、広帯域な現代のインターネット接続に対応した高スループットを実現するためあらゆる最適化を行った結果、
とある他社製品よりも4倍速い数値を記録しています。
Packetix VPN には、専用のWeb GUIが搭載されており、設定を直感的に行うことが出来ます。
6.IP-VPNとPacketixの比較
EasyBlocks PacketiX VPN アプライアンス 3つのメリット
EasyBlocks PacketiX VPN アプライアンス Standard Edition およびProfessional Editionには、以下のようなメリットがあります。
SSDレス・RAMディスク動作による堅牢性
EasyBlocks PacketiX VPN アプライアンスなら、故障要因を徹底排除
EasyBlocks PacketiX VPN アプライアンス Standard EditionおよびProfessional Editionでは、弊社小型サーバをベースハードウェアとして採用しており、同製品の小型・堅牢・低消費電力の特徴を引き継いだ製品です。更にアプライアンス化においては、SSD(Solid State Drive)を排除し、全ての機能を本体FlashROMに格納するファームウェアに含めました。その結果、SSDレス・RAMディスク動作による、より堅牢性の高い運用が可能になっています。
昨今のSSDは、ウェアレベリング技術の向上やSLCタイプのメモリチップを採用することで、壊れにくさを強化することが出来ますが、元々堅牢性の高い同ハードウェアにおいては、故障要因として考えねばならない要素です。今回SSDを排除したことにより、SSDの故障によるシステムの停止や突然の電源断によるファイルシステムの破損の可能性を考える必要がなくなり、より堅牢なVPN環境を構築することが出来るようになりました。
冗長化(HA)機能による可用性の向上
堅牢性を高めている本製品ですが、オペレーションミスのような予期せぬ停止やファームウェアアップデート等のメンテナンスにおける、やむを得ぬ停止に備えて冗長化機能を搭載しています。
本製品の冗長化は、ルータ等で広く使われているVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)に加えて、設定及びログファイルの同期機能を実装することで実現しています。稼働・待機の計2台構成でシステムを構築することができ、切り替わりの際にはメールによる通知が可能です。
Syslog転送機能(アプライアンスの独自機能)
本製品独自にログファイルの内容をSyslogサーバーに転送する機能を実装しています。
(EasyBlocks Syslogモデルの詳細はこちら)
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