大容量データの多拠点データ配信を容易にするアプライアンス
SkeedDelivery™ アプライアンスはSkeed社製ソフトウエア「SkeedDelivery™」を搭載したアプライアンスです。
多拠点・多店舗配信ソリューション「SkeedDelivery™」は、P2Pアーキテクチャにより、配信先である拠点・店舗側のサーバを他の拠点・店舗への配信にも利用することで、回線やサーバの増強コストを抑制しながら、かつ極めて高速に配信するスマー トなソリューションです。
これにより従来では不可能だった多拠点・多店舗に向けた大容量データの一斉配信を安価に素早く配信することができます。また、各拠点・店舗毎の配信状況の確認や配信先の急な追加、何らかの障害で回線瞬断が生じても復旧後に自動再開するレジューム機能などスマートな運用環境を実現しています。
SkeedDelivery™ アプライアンス 主な特長
■ 高いコストパフォーマンス
- 送信元のサーバ増強や回線の新設や帯域拡幅などの投資が不要
- CDNのような契約流量超過に伴う支払増や物理搬送に伴うランニングコストがほとんどない
■ 配信完了までスピーディ
- 配信先が増加しても、先進的な多段転送(パケツリレー方式)とマルチパスにより柔軟かつスピーディに同時配信可能
■ 大容量ファイルでも制限なく配信
- サーバ、ネットワークの負荷分散により大容量ファイルでも問題なく配信
- ファイル配信サービスにみられるようなファイルサイズ制限がない
■ 優れた柔軟性と可用性
- 配信元と一部配信先のノード間で遮断等のトラブルがあっても、他の配信先から柔軟かつ自動的に最適な経路にてファイルを送達
■ 安心のセキュリティ
- 配信中のデータを暗号化することで通信傍受をブロック
- 配信先でもキャッシュとして格納されたデータは暗号化
■ 多様な配信制御・管理が可能
- 複数種類のファイルを同時配信したり、配信先をグルーピングするなど自在に制御
- スケジュール設定により、配信時間を自動制御
- ほぼリアルタイムに配信状況の詳細を表示確認可能
詳しい詳細はSkeedDelivery™のページ(Skeed社サイト)をご覧ください。
SkeedDelivery™ アプライアンス 基本構成
配信元のセンターサーバーから配信先の各拠点・各店舗のSkeedDelivery™アプライアンスに対しては最適な配信先を自動的に選定し、そこで受け取ったパケットを他の拠点・店舗のサーバにバケツリレー式に転送することで、極めて効率的かつスピーディに大容量ファイルを転送します。
拠点ノードがアプライアンス化されることで、運用開始時点でもスピーディにスムーズなサービスインを実現でき、導入やメンテナンスに人的リソースや高額な費用をかけられない企業でも最適なソリューションが実現可能です。
また小型・堅牢設計のため、サーバールーム不要でデスクの上等でも安定した長期稼働を実現します。
※ 本アプライアンスの利用にあたってはセンター側サーバーが必要となります。
配信所要時間における短縮効果試算例
例えば、同じ回線・サーバー環境で全国100拠点(100端末)に同一のコンテンツ(1作品1GB)を配信することを想定した場合、SkeedDelivery™ ではセンターサーバーからの一元配信方式に比べて所要時間を1/100以下に短縮します。
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