OpenBlockS 600 FAQ
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2011/04/062011/04/062012/03/082011/04/062011/04/06
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クロス・コンパイルのやり方を教えてください。まず、クロス開発環境を整えてください。 下記のページ
http://openblocks.plathome.co.jp/products/600/faq.html#faq-494
をご参照なさるとよろしいと思います。
ソフトウェアをクロス・コンパイルするには環境変数 PATH を以下の通りに設 定してください。# export PATH=$PATH:/usr/cross/powerpc/bin
configure を用いるソフトウェアの場合、configure のオプションとして--target=powerpc-ssd-linux-gnu --host=powerpc-ssd-linux-gnu
を与えるのが原則となります。 さらに環境変数 CC などを指定しなければならないソフトウェアもございます。 これらのことは個々のソフトウェアに対して試行錯誤しながら実行してゆくしかないというのが現状です。
ソフトウェアによって、クロス・コンパイルできない、クロス・コンパイルできても動作しないことがございます。 例えば apache や squid はクロス・コンパイルできません。
例 wget のクロス・コンパイル$ tar jxpvf wget-1.12.tar.bz2 $ mkdir build $ cd build $ ../wget-1.12/configure --target=powerpc-ssd-linux-gnu --host=powerpc-ssd-linux-gnu $ make $ su # make install DESTDIR=/var/tmp/top-wget # cd /var/tmp/top-wget # cd ../top-wget # tar cvpf ../wget-1.12-obs600.tar . # cd .. # gzip -9 wget-1.12-obs600.tar
この手順で作成したファイルwget-1.12-obs600.tar.gz
を OBS600 にコピーし、展開して利用してください。2011/04/06504一覧へ戻るクロス開発環境はどのように用意するのでしょうか。クロス開発環境のための VMware イメージ (0.5-LATEST) が以下のページ
http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/
からダウンロードできます。 これを Windows PC 上の VMware Player などで利用できます。 root のパスワードは root となっています。
設定が必要なPATH等の環境変数は、/etc/profile.d/ssdlinux_dev.sh に記述されており、ログイン時に自動的に読み込まれます。2011/04/06494一覧へ戻るセルフ開発環境はどのように用意するのでしょうか。CF に OS をインストールすることで、セルフ開発環境を準備できます。
1. 標準添付の CF とは別の CF を搭載してください。
2. シリアル・コンソールの準備をします。以下のページ
http://openblocks.plathome.co.jp/support/guide/600/um/
の「シリアルコンソールでの接続」をご覧ください。
3. INIT スイッチを押しながら電源を入れます。
4. root でログインします。
5. fdisk コマンドで CF にパーティションを設定します。
6. ネットワークの設定をしてください。
7. インストーラを起動します。# sysinst
対話形式でインストールが進みます。 以下のページ
http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/sysinst.html
を参考にしてください。 「Select Distributions」の画面ではすべてを選択します。
8. 再起動します。これで OS のインストールは終了です。
9. root でログインします。2012/03/08493一覧へ戻るセルフ開発に必要な CF の容量はどの程度でしょうか。OS 全体の再構築を必要とするセルフ開発には 8GB 以上必要です。
OS のフル・インストール時に 700MB 占有します。 これを目安としてください。 小さなソフトウェアであれば 1GB でも可能です。2011/04/06483一覧へ戻るソフトウェア開発環境はどのようなものが必要でしょうか。セルフ・コンパイルを行うには、本体と CF または USB メモリが必要となります。
クロス・コンパイル環境は、弊社提供の VMWare 上で動作するイメージをご利用いただけます。2011/04/06| 個人情報取り扱い方針 | 商標及び登録商標、免責事項 | お問い合わせ・購入について |
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