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トラブル関連

  • date コマンドで時刻を遅らせたら thttpd が停止してしまうのですが。
    date コマンドで時刻を 10 分間以上遅らせた場合、thttpd は停止することがあります。時刻を合せて再起動してください。
    2009/11/27
  • ファームウェアをアップデートするとき、そのサイズが RAM ディスクの残り容量より大きいときにはどうしたらよいでしょうか。
    ファイル・システム tmpfs を利用します。
    # mkdir /dev/shm
    # mount -t tmpfs tmpfs /dev/shm
    # cd /dev/shm
    
    ファームウェアをディレクトリ /dev/shm にアップロードまたはダウンロードして、次のコマンドでファームウェアのアップデートを行います。
    # /usr/sbin/flashcfg -f <ファームウェアのファイル名>
    # reboot
    
    2008/08/20
  • 内蔵電池が消耗した OpenBlockS266、OpenBlockS266/128 において、flashcfg コマンドで起動デバイスを変更できないことがあります。回避策を教えてください。
    ハードウェア・クロックに書き込むことにより、起動デバイスの変更ができるようになります。root 権限にて、以下の手順を実行してください。
    1. date コマンドで時刻を確認してください。時刻が合っていない場合には合わせます。2008 年 1 月 2 日 3 時 4 分に合わせる場合を例にとります。
    2. # date 010203042008
      
    3. ハードウェア・クロックに、上で設定した時刻を書き込みます。
    4. # hwclock --systohc
      
    5. 起動デバイスを変更します。initrd に変更する場合を例にとります。
    6. # flashcfg -c initrd
      
    7. 変更できたか確認します。
    8. cat /dev/nvram0
      
      表示された文字列 NV のうしろの文字列が起動デバイスを表します。 initrd なら ram、hda1 なら hda1 です。 変更できない場合、再起動して手順 1 から、変更できるまで繰返し実行してください。
    2008/06/27
  • きのうまで ftp でログインできていたのに、きょうはログインできません。
    ftp でログインしたときに以下のようなメッセージが出ていませんでしょうか。
    $ ftp LinuxServer
    Connected to LinuxServer.
    220 LinuxServer FTP server (tnftpd 20061217) ready.
    Name (LinuxServer:user1): user1
    331 Password required for user1.
    Password:
    530 Password expired.
    ftp: Login failed.
    ftp>
    
    「530 Password expired.」は、パスワードの有効期限が切れていることを意味します。 パスワードを再設定してください。

    本体から起動している場合は、設定を保存するために次のコマンドを実行します。
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    


    OpenBlockS266/128/16R の工場出荷時ファームウェアの場合、2008 年 9 月にパスワードの有効期限が切れます。
    2008/09/18
  • OpenMicroSerer/OpenBlockS266 にて、ファイル /var/log/messages に `ntpd[xxx]: kernel time sync error 0001' なるログが残っているのですが?
    ntp の バージョン 4.2.4 以降で、そのログが残りますが、無視してください。

    ntpd は、最大 1024 秒間隔で上位 NTP サーバと時刻同期を行い、カーネルの時刻補正機能を呼び出しています。

    カーネルは、時刻補正機能を呼び出す場合その間隔を 1200 秒以下にすることを要求し、 1200 秒以上の間隔で行われた場合エラーとしています。

    ntp のバージョン 4.2.4 以降において、上位 NTP サーバとの交信に失敗した場合、ntpd の判断でカーネルの時刻補正機能を呼び出さないとした場合に、カーネルの要求する 1200 秒以下の間隔での時刻補正が行われないことが発生します。 このとき `kernel time sync error' メッセージが表示されます。

    ただしその後も、1024 秒以下の間隔での時刻補正を続けますのでこのメッセージは無視してください。
    2008/01/28
  • SSH サーバの OpenSSH のバージョンを 4.7p1 にアップデートしたら ssh 接続できなくなりました。
    OpenSSH は、バージョン 4.7p1 から新規インストール時にプロトコル バージョン 1 を無効にするようになりました。SSH クライアントをプロトコル バージョン 2 に対応したものに移行してください。
    2007/12/12
  • シリアル経由でログインして、vi を使うと表示がおかしいのですが。
    vi を使う前に次のコマンドを実行してください。

    # export TERM=vt100
    2007/12/12
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 のクロス構築用の PC の root のパスワードを忘れてしまいました。どうしたらよいですか。
    PC に SSD/Linux をインストールしたときに用いた FD/CD-ROM を用意してください。無ければ新たに作成してください。root のパスワードを復旧する手順は次の通りです。
    1. FD/CD-ROM で起動します。
    2. HDD をマウントします。
    3. # mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt
      
    4. HDD 上のファイル passwd と shadow を ramdisk 上にコピーします。
    5. # cp /mnt/etc/passwd /etc/passwd
      # cp /mnt/etc/shadow /etc/shadow
      
    6. root のパスワードを変更します。
    7. # passwd
      Enter new UNIX password: ********[Return]
      Retype new UNIX password: ********[Return]
      passwd: password updated successfully
      
    8. HDD 上のファイル passwd と shadow を更新します。
    9. # cp /etc/passwd /mnt/etc/passwd
      # cp /etc/shadow /mnt/etc/shadow
      
    10. HDD をアンマウントします。
    11. # umount /mnt
      
    12. FD/CD-ROM を取り出して、再起動します。
    13. # reboot
      
    2007/12/27
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 に Debian をインストールしたのですが、iptables コマンドが動作しません。
    次の手順で Debian の iptables コマンドを SSD/Linux のそれで置き換えてください。
    1. 工場出荷時状態で起動します。INIT ボタンを押しながら電源を入れてください。
    2. telnet またはシリアル経由でログインします。以下の作業は root 権限で行ってください。
    3. Debian をインストールしたストレージ・デバイスをマウントします。
    4. # e2fsck /dev/hda1
      # mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt
      
      上記の hda1 は、お使いの状況に応じて読み換えてください。
    5. SSD/Linux の iptables コマンドをコピーします。
    6. # cp /sbin/iptables /mnt/sbin/iptables
    7. Debian をインストールしたストレージ・デバイスをアン・マウントします。
    8. # umount /mnt
      
    9. 再起動します。
    10. # reboot
    2007/12/13
  • Windows PC のコマンド プロンプトから FTP でファイルをアップロード/ダウンロードしました。ファイルが壊れているようなのですが。
    Windows PC のコマンド プロンプトから FTP で(プレーン・テキスト ではない)ファイルをアップロード/ダウンロードする場合、転送モードに注意してください。ファームウェアなどのバイナリ・ファイルの場合は BINARY モードにする必要があります。デフォルトは ASCII モードですので、以下の通り binary コマンドを実行して BINARY モードに変更してからアップロード/ダウンロードしてください。
    ftp>  binary
    200 Type set to I.
    
    2007/12/13
  • 一般ユーザにて su コマンドで root になれないのですが。
    一般ユーザが su コマンド で root になるには、wheel グループに属さねばなりません。ファイル /etc/group の wheel グループに、その一般ユーザのログイン名を追加してください。例えば、ファイル /etc/group の wheel グループが以下
    wheel:*:0:root,user1
    
    のようになっている場合、ログイン名 user1 の一般ユーザが su コマンドで root になることができます。
    2007/12/13
  • WEB セットアップツールまたはシリアルセットアップツールで HTTPD の設定を行いましたが、ページが表示されません。
    WEB セットアップツールまたはシリアルセットアップツールの HTTPD の画面で以下の通り設定したとします。
    • httpd を起動時に起動する
    • チェック
    • Data Directory に chroot する
    • チェック
    • Data Directory (dir)
    • /home/www
    • CGI pattern (cgipat)
    • **.cgi
    • Log file (logfile)
    • /home/www/logs/thttpd.log
    まず、ログインして su で root になって以下のコマンドを実行してください。
    # mkdir /home/www/data
    # mkdir /home/www/logs
    
    コンテンツはディレクトリ /home/www/data/ に置きます。

    次に、ファイル /etc/flashcfg に
    /home/www/data
    /home/www/logs
    
    を追加します。

    最後に、
    • WEB セットアップツールまたはシリアルセットアップツール
    • 「設定保存」の画面で「保存して再起動」を実行してください。
    • コマンド・ライン
    • # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
      # reboot
      
    参考ページ
    • http://www.acme.com/software/thttpd/
    2007/12/14
  • ftp または telnet で接続しようとすると、長い時間待たされるのですが。
    ネームサーバの設定が誤っている可能性が高いです。

    以下のどちらかの手順で正しい設定をしてください。
    • WEB セットアップツールまたはシリアルセットアップツール
    • 「ネットワーク」の「リゾルバ設定」の「ネームサーバ」を正しいものに設定するか、空欄にしてください。
    • ログインして設定
    • ファイル /etc/resolv.conf の nameserver の行を正しく設定してください。またはファイルの中を空にしてください。
    2007/12/12
  • su コマンドを使用すると `/dev/pts/0: Operation not permitted' なるメッセージが出力されるのですが。
    su コマンドを引数 `-' を指定して実行すると、以下
    # su - <ユーザ名>
    Password: 
    /dev/pts/0: Operation not permitted
    
    のようになります。

    これは、ファイル /etc/profile の以下の行
    if [ -x /usr/bin/biff ]; then
     biff y
    fi
    
    をコメント・アウトすると、そのメッセージは出力されなくなります。
    2007/12/17
  • 突然、停止または再起動するのですが。
    本体の DC IN に DC プラグが途中までしか挿入されていないと、振動などで停止または再起動することがございます。 DC プラグが奥まで挿入してあるか確認してください。
    2007/12/27
  • ハードディスクを移植したら起動しません。 OpenBlockS200(OpenBlockSR, OpenBlockS) でブートディスクとして使用していたハードディスク/コンパクトフラッシュを、そのまま OpenBlockS266 に搭載しましたが、起動できません。
    OpenBlockS シリーズのブートイメージは、それぞれ専用のものをご利用ください。OBS200でブートディスクとして使用していたハードディスク/コンパクトフラッシュを利用する場合、OpenBlockS266 用のハードディスクイメージ/コンパクトフラッシュイメージを新規にインストールする必要があります。そのままではブートディスクとしてはご利用頂けませんが、ストレージ領域として利用することは可能です。
    2007/11/07
  • ルーターとして動作しない。 ルーターとしての利用を考えていますが、Web設定画面の設定(IPマスカレード・ポートフォワーディング・簡易ファイアウォール)が反映されていません。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 では、セキュリティ上の理由により、デフォルト設定ではルーティングを禁止しています。
    /etc/rc.conf の最終行に
    iptables=YES
    という行を追加し、
    # flashcfg -s /etc/flashcfg
    で、設定を保存し、再起動することでルーティングが可能になります。
    2007/12/12
  • コンパクトフラッシュが認識できない。 コンパクトフラッシュを認識しません。OpenBlockS266に、ある会社製のコンパクトフラッシュ128MBを装着し、電源を入れて初期化しようとすると、エラーになります。
    OpenBlockS266では他のPDAやデジカメと同様、動作するコンパクトフラッシュと動作しないコンパクトフラッシュがあります。推奨オプション品以外を装着した場合の製品保証は致しかねます。何卒ご了承下さい。
    2007/11/07
  • Web設定画面にログインできない Web設定画面でログインができません。ログイン画面は開きますが、正しいユーザー名・パスワードを入力しても、次の画面に進めません。
    Web 設定画面の URL は
    http://192.168.253.254:880/setup.cgi
    です。
    http://192.168.253.254:880/
    ではありませんので、必ず setup.cgi を指定してください。
    また、Windows 上で Microsoft Internet Explorer を使用している場合、パッチ状態によってはJavaScript(JScript)の動作に問題があり、ログインが正常に行えないことがあります。Windows Update を行って最新版にするか、異なるブラウザをご使用ください。
    2007/11/07
  • ファームウェアアップデートに失敗した。 ファームウェアのアップデートに失敗してしまい、起動できなくなってしまいました。復旧方法はありますか?
    はい、以下の手順でファームウェアの復旧を行ってください。
    [ファームウェア復旧の手順]
     ファームウェアの復旧を行うためには、OpenBlockS266 の内部基板上のディップスイッチを切り換える必要があります。プラスドライバーを用意してください。
    ※ 『ユーザーズガイド』の「BOOTP+TFTP サーバを使用したファームウェアのアップデート方法」を併せてご確認ください。
     1. OpenBlockS266 のケース側面のネジ(片面二カ所)を取り外し、カバーを外します。
     2. 四ヶ所のネジを取り外し、コンパクトフラッシュ搭載ボードを取り外します。
     3. 基板上のディップスイッチ2 を切り換えます。
     4. 接続する PC 上でBOOTPサーバー・TFTPサーバーを起動します。
     5. OpenBlockS266 に電源を投入します。
     6. 自動的にファームウェアのアップデートが開始されます。このアップデートは、ファームウェアアップデートに失敗した際にも利用可能です。
    ファームウェアアップデートが上手く動作しない場合、設定等を再度確認してください。
    2009/11/12
  • 工場出荷時設定への戻し方は? 正しい設定がわからなくなりました。一旦工場出荷時設定に戻して、そこから作業を行いたいと思います。OpenBlockS266 を工場出荷時に戻す方法はありますか?
    工場出荷時設定に戻す方法は以下のふたつがあります。必要に応じて、どちらかの方法を使用してください。
    まずひとつめは、「その回の起動のみ、工場出荷時設定に戻す」(一時的な初期化)操作です。内部に保存された設定は消去されません。この操作は「ブート不可能な状態のハードディスクを起動ディスクに設定してしまった」場合や、「一時的に初期化し、ハードウェアの動作を確認する」ために用います。操作は以下の通りです。
    [一時的な初期化の方法]
    1. OpenBlockS266 の init ボタンを押しながら電源を投入します。
    2. 起動が完了した段階で、init ボタンを離します。
     → この段階で、工場出荷設定で起動します。
    ※ 再起動を行うことで、再度もとの設定に戻して使用することができます。
    ふたつめは、「内部に保存された設定も含めて工場出荷時に戻す」(完全な初期化)操作です。この操作を行うと、内部に保存された設定も含め、完全な初期状態に戻ります。この操作は「設定した内容が把握しきれなくなってしまい、初期状態に戻したい」「OpenBlockS266 を他のネットワークに持っていく」といった場合に使用します。この操作によって削除された設定を元に戻すことはできませんので、作業は慎重に行ってください。
    [完全な初期化の方法]
    1. OpenBlockS266にログインし、root ユーザーになります。
    ※ root ユーザーのパスワードを忘れた等、ログインが行えない場合は、[一時的な初期化の方法] を確認の上、初期状態で起動してログインします。初期状態の root ユーザーのパスワードは、root です。なお、このときIPアドレスも初期設定(ETHER0: 192.168.253.254 / ETHER1: 192.168.254.254)に戻っているので、ご注意ください。
    2. 以下のコマンドを実行します。
     # flashcfg -d
     # flashcfg -c initrd
     # reboot
    →以上の操作により、OpenBlockS266 は完全な初期状態に戻ります。
    2007/11/07
  • 設定を間違えてログインできない。 誤った設定を行った後、そのままフラッシュROMに設定を書き込んでしまい、OpenBlockS266にログインできなくなりました。 一時的にフラッシュROMの設定を読み込まずに起動し、ログインを行いたいのですが、可能でしょうか?
    以下の手順で、フラッシュROMの設定内容を読み込まずに起動させることができます。
    (1) OpenBlockS266 の、init ボタンを押しながら ACアダプタを挿し込みます。
    (2) OpenBlockS266 が起動し、LEDが左右に移動する状態になったら、initボタンを放します。この段階で、OpenBlockS266は、フラッシュROMの設定内容を無視して起動します。
    (3) RS-232C(シリアル)ケーブルを接続し、user=root password=root でログインします。
    (4) 必要な操作を行います。
    ※ init ボタンを押しながら電源を投入することで、OpenBlockS266はフラッシュROMの設定を無視して起動します。
    ※ この手順により、ハードディスクを搭載している場合でも、フラッシュROMからの起動に準じた状態で起動させることが可能です。
    2007/11/07
  • シリアルで接続すると文字化けする。 RS-232CでOpenMicroServer/OpenBlockS266に接続しましたが、入力した文字が化けます。特に [Enter] 等の入力時に化けやすいようです。何か対策はありますか?
    ケーブルの接続を確認してください。特に [Enter] 入力時に文字が化ける場合は、再度ケーブルを確認してください。また、使用するケーブルは、必ず8芯が結線されている必要があります。4芯のケーブルを使用している場合、適切に接続できていない可能性がありますので、ケーブルを交換してお試しください。
    2007/11/07
  • [Tab]キーを押してもコマンドが補完されない。 OpenBlockS266 のシェル上で、コマンドの入力途中に [Tab] キーを押下しても、コマンドの自動補完が行われません。何か有効にする方法はあるのでしょうか?
    OpenBlockS266 のデフォルトシェルは、bourn shell です。[Tab] キーによるコマンドの補完を行うことはできません。なお、ハードディスクイメージでは bash が標準のシェルとして設定されています。
    2007/11/07
  • パスワードを忘れてしまいログインできませんが、設定を消したくありません。
    以下の手順で作業を行うことにより設定を残したまま、パスワードの変更が行えます。
    1. INIT ボタンを押したまま起動します。
    2. 起動後の IP アドレス
      • OpenMicroServer
      • ETHER-0: 192.168.252.254
        ETHER-1: 192.168.253.254
        ETHER-2: 192.168.254.254
        
      • OpenBlockS266
      • ETHER-0: 192.168.253.254
        ETHER-1: 192.168.254.254
        
    3. root で ログインします。
      • telnet
      • user1/user1でログインし `su -' (パスワード root) でスーパーユーザになります。
      • シリアル
      • root/rootでログインします。
    4. 'flashcfg -x' を行います。
    5. パスワードを設定します。
      • root ユーザ
      • `passwd' を行います。
      • 一般ユーザ
      • `passwd <ログイン名>' を行います。
    6. `flashcfg -s /etc/flashcfg' を行います。
    7. `reboot' コマンドで再起動を行います。
    2007/12/12
  • ファームウェアアップデートに失敗し、起動しなくなりました。
    init ボタンを使用した一時初期化による起動が可能かどうかお試し下さい。
    ・起動可能な場合 アップデート手順を見直し、再度アップデートしてください。
    ・起動不可の場合 『ユーザーズガイド』内、「BOOTP+TFTP サーバを使用したファームウェアのアップデート方法」をお試して下さい。

    ※ファームウェアダウンロード後、正常にダウンロードする事が出来たかどうかについてはファイル容量を比較しご確認ください。
    ※ftp コマンドを使用しPC端末からOpenMicroServerへファームウェアを転送する際は binary モードをご使用ください。
    ※どちらの方法でも起動しない場合にはハードウェア不具合の可能性がございます。弊社カスタマーケアまでお問い合わせください。
    2007/12/12
  • コマンドライン上からファイルを編集しましたが再起動すると編集した内容が元に戻ってしまいます。
    本体のみで使用した場合、ファイルシステムが本体RAM ディスク上に格納されているため、ファイルの作成/ 変更等をおこなっても、電源を切った際にこの内容は保存されません。
    変更内容を再起動後も反映させたい場合には電源を切る前に、そのファイルが /etc/flashcfg に含まれているか確認し、含まれていなければ追加して以下のコマンドを実行する必要があります。
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    2007/11/07
  • sysinst を使用しインストールしましたがシリアルセットアップツール・Web設定画面が使えません
    sysinst でのインストールにて、シリアルセットアップツール、Web設定画面それぞれをインストールしたい場合にはインストール時、ディストリビューションの選択で「Contributions」を選択頂くか、手動で設定が必要です。
    手動での設定手順に関しては技術情報として公開中の以下 URL をご覧下さい。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/etc.html#openblocks
    2007/11/07
  • telnet を使用し root ログイン出来ません。
    初期設定では直接 root ログインできない設定となっています。
    ユーザ user1 にてログイン後、 su コマンドで root へ切り替えてください。
    2007/11/07

設定関連

  • Dynamic DNS に対応していますか。
    対応しています。設定と動作確認につきましてはこちらをご覧ください。
    2008/11/26
  • FlashROM に書き込んだファームウェア・イメージを取出したいのですが。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 において、コマンド
    # flashcfg -f <ファームウェア名>
    
    で、FlashROM に書き込んだファームウェア・イメージを取出すには次の手順を実行します。
    • 領域の確保

    • 本体から起動している場合、取出したファームウェア・イメージを置く領域 (OpenMicroServer: 12MB, OpenBlockS266: 8MB) を確保するために以下のコマンドを実行してください。
      # mkdir /dev/shm
      # mount -t tmpfs tmpfs /dev/shm
      # cd /dev/shm
      
      CF/HDD から起動している場合、充分は領域がある場合には、上記のコマンドの実行の必要はありません。
    • OpenMicroServer
    • # cp /dev/mtd/0 zImage.initrd.treeboot-product
      
    • OpenBlockS266
    • # cp /dev/mtd/1 zImage.initrd.treeboot-product
      
    参考: mtd デバイスの情報は次のコマンドを実行することにより得られます。
    # cat /proc/mtd
    
    2008/10/31
  • イーサネット・インタフェースに複数の IP アドレスを割当てるにはどうしたらよいでしょうか。
    IP エイリアスを用います。 イーサネット・インタフェース (eth0, eth1, eth2) に番号 (0, 1, 2,...) を付けて IP アドレスを割当てます。例えば eth0 に 3 を付ける場合は次の通りです。
    # ifconfig eth0:3 <IP アドレス> broadcast <ブロード・キャスト・アドレス> netmask <ネットマスク>
    
    次回起動時に上記の設定を有効にするには、ファイル /etc/netstart.local に上記のコマンドを記述してください。initrd から起動している場合は次のコマンドを実行して設定を保存します。(CF や HDD から起動している場合は実行する必要はありません。)
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    
    2008/08/07
  • イーサネット・インタフェースの通信速度などを固定したいのですが。
    例として、100Mbps、全二重に固定する場合をとりあげます。
    • OpenMicroServer
      • eth0
      • # mii-tool -F 100baseTx-FD eth0
        
      • eth1, eth2
      • # ethtool -s eth[1|2] speed 100 duplex full autoneg off
        
      ethtool を使用するには、ファームウェアを 0.4-RELEASE-20071208 以降にアップデートしてください。
    • OpenBlockS266
      • eth0, eth1
      • # mii-tool -F 100baseTx-FD eth[0|1]
        
      mii-tool を使用するには、ファームウェアを RELEASE-20040828 以降にアップデートしてください。
    上記の設定を起動時に有効にするには、ファイル /etc/netstart.local に上記のコマンドを記述してください。initrd から起動している場合は、次のコマンドを実行して設定を保存します。(CD や HDD から起動している場合には実行する必要はありません。)
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    
    2008/08/06
  • OS を CF/HDD にインストールしたら ftp と telnet で接続できないのですが。
    デフォルトで、ftp と telnet による接続を拒否するよう設定されています。 以下の手順で接続を許可するように設定することができます。
    1. シリアル接続にてログインします。
    2. 以下の作業は root で行います。
    3. ファイル /etc/inetd.conf 内の ftp または telnet の行の先頭のコメントをはずします。
    4. ファイル /etc/inetd.conf の変更を反映するために、次のコマンドを実行します。
    5. # kill -HUP `cat /var/run/inetd.pid`
      
    6. ファイル /etc/hosts.allow に以下の行を追加します。
    7. ftpd: ALL
      telnetd: ALL
      
      この例では、すべてのホストからの接続を許可しています。 これは望ましいことではありませんので、適当な制限をしてください。
    2008/02/22
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 の FlashROM に保存されている設定ファイルを取出したいのですが。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 において、コマンド
    # flashcfg -s /etc/flashcfg
    
    で、FlashROM に保存した設定ファイルを取出すには次のコマンドを実行します。
    • OpenMicroServer
    • # cp /dev/mtd/3 flashcfg.tgz
      
    • OpenBlockS266
    • # cp /dev/mtd/0 flashcfg.tgz
      
    取出した設定ファイルは、tar アーカイブ・ファイルを gzip で圧縮したファイル flashcfg.tgz にまとめられています。 次のコマンドを実行して、その一覧を確認してください。
    # tar ztpvf flashcfg.tgz
    
    参考: mtd デバイスの情報は次のコマンドを実行することにより得られます。
    # cat /proc/mtd
    
    2007/12/12
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 に標準には無いネットワーク設定を追加したいのですが。
    例えば、OpenMicroServer/OpenBlockS266 に経路情報を追加するには、ファイル /etc/netstart.local (無ければ作成して、そこ)に、route コマンドによる経路を追加するコマンド行を書き込んでください。 起動時に、ファイル /etc/netstart.local のコマンド行が実行されます。

    上記の設定を保存するために、ファイル /etc/flashcfg に以下の一行
    /etc/netstart.local
    
    があることを確認(無ければ追加)して、次のコマンドを実行します。
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    
    以下のコマンド
    # . /etc/netstart.local
    
    を実行するか、再起動することにより経路が追加されます。
    2007/11/07
  • OS を CF/HDD にインストーラ (cfinst/sysinst) でインストールしたときに、`Contributions' を選択しませんでした。WEB セットアップツールまたはシリアルセットアップツールが使えないので、ネットワークの設定を手動で行いたいと思います。具体的にどうしたらよいでしょうか。
    まず、シリアル接続してログインしてください。

    ファイル /etc/rc.conf に以下の行を追加します。
    • ホスト名
    • hostname="foo.example.com"
      
    • インタフェース
    • ifconfig_eth0="inet 192.168.253.254 netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.253.255"
      
      eth1(eth2,...) も同様です。
      DHCP クライアントとする場合は、最後の説明をお読みください。
    • デフォルトルート
    • defaultroute="192.168.253.1"
      
    • DHCP クライアント
    • eth0 に IP アドレスを DHCP サーバから割当てる場合、以下の通り設定します。
      dhclient=YES
      dhclient_flags="eth0"
      
      eth0 と eth1 と両方を DHCP クライアントとする場合は
      dhclient=YES
      dhclient_flags="eth0 eth1"
      
      となります。
    リゾルバ設定は、ファイル /etc/resolv.conf で行います。
    search example.com
    nameserver 192.168.253.10
    nameserver 192.168.253.11
    
    参考ページ
    • http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/etc.html
    2007/12/13
  • ログ・ローテーションを行いたい。
    コマンド newsyslog を使用することでログ・ローテーションが行えます。 本体から起動している場合には newsyslog が含まれませんので、以下の作業が必要となります。
    お使いのファームウェアが 0.4-RELEASE-20071020 の場合
    • OpenMicroServer (IPv4 対応)
    • ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OMS400/0.4-RELEASE-20071020/mipsel-obs1550/binary/
    • OpenMicroServer (IPv4, IPv6 対応)
    • ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OMS400/0.4-RELEASE-20071020/mipsel-obs1550.ipv6/binary/
    • OpenBlockS266/128/16R (IPv4 対応)
    • ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/0.4-RELEASE-20071020/powerpc-obs266/binary/
    • OpenBlockS266/128/16R (IPv4, IPv6 対応)
    • ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/0.4-RELEASE-20071020/powerpc-obs266.ipv6/binary/
    から base.tgz と etc.tgz を (gzip と tar を実行できる)適当なホストにダウンロードしてください。 上記の「0.4-RELEASE-20071020」はお使いのファームウェアのバージョンに読み替えてください。 以下のように newsyslog と newsyslog.conf を取出します。
    $ tar ztpvf base.tgz ./usr/bin/newsyslog
    $ tar ztvpf etc.tgz ./etc/newsyslog.conf
    
    OpenMicroServer/OpenBlockS266/128/16R にログインし、それらをダウンロードして、それぞれ
    /usr/bin/newsyslog
    /etc/newsyslog.conf
    
    にコピーします。 所有者、グループ、モードを設定します。
    # chown 0.0 /usr/bin/newsyslog
    # chmod 555 /usr/bin/newsyslog
    # chown 0.0 /etc/newsyslog.conf
    # chmod 444 /etc/newsyslog.conf
    
    ファイル /etc/FLASHCFG を(無ければ)作成し以下の一行
    /usr/bin/newsyslog
    
    を記述し
    # /usr/sbin/flashcfg -S /etc/FLASHCFG
    
    を実行します。 ファイル /etc/flashcfg に以下の一行
    /etc/newsyslog.conf
    
    を追加します。 ファイル /etc/rc.conf に以下の一行
    extractuser=YES
    
    を追加します。
    # crontab -e
    
    を実行し、
    0       *       *       *       *       /usr/bin/newsyslog -i 60
    
    があることを確認してください。 なければ作成します。
    ファイル /etc/flashcfg に次の一行
    /var/cron/tabs
    
    があることを確認してください。 なければ追加します。

    最後に
    # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
    
    を実行して、再起動します。
    2008/04/11
  • syslog サーバにするにはどうしたらよいでしょうか。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 では標準で syslogd が稼働しています。 以下はリモート・ホスト (rmhost.example.com) からのログを受け取るようにするための手順です。

    本体のみの場合、ファイルを保持できる空き領域が 8MB 程度ですので、 syslog サーバとして機能させるためには CF またはハード・ディスク・ドライブ (HDD) が必要となります。 OpenMicroServer/OpenBlockS266 に CF または HDD を搭載したものとして説明します。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 にログインし、su で root になります。
    パーティションの設定をします。 hda1 を作成してください。 (OpenMicroServer で HDD を接続した場合は sda1 を作成してください。)
    # fdisk /dev/hda
    
    ファイル・システムを生成します。
    # mke2fs -j /dev/hda1
    
    マウントします。
    # mount -t ext3 /dev/hda1 /mnt
    
    必要なファイルを作成します。
    # cd /mnt
    # touch authlog maillog messages wtmp xferlog
    # cd /
    # umount /mnt
    
    ファイル /etc/fstab に
    /dev/hda1 /var/log ext3 defaults 1 1
    
    を追加してください。 次にファイル /etc/rc.conf に
    syslogd=YES syslogd_flags="-l localhost:rmhost -r"
    
    を追加します。 この例では localhost と rmhost.example.com からのログを受信します。

    OpenMicroServer で HDD を接続した場合は、ファイル /etc/rc.local に
    kill -HUP `cat /var/run/syslogd.pid`
    
    を追加します。 CF を接続した場合や OpenBlockS266 には必要ありません。
    # /usr/sbin/flachcfg -s /etc/flashcfg
    
    を実行し、再起動します。

    以上で localhost と rmhost.example.com からのログをディレクトリ /var/log/ に保存するようになります。
    2009/03/24
  • telnet 接続時に root でログインしたいのですが。
    • 本体/CF から起動している場合
    • ファイル /etc/login.defs の以下の行を変更します。
      変更前 CONSOLE console:ttyS0:ttyS1
      変更後 CONSOLE console:ttyS0:ttyS1:ttyp0:ttyp1:ttyp2
      
      OpenMicroServer の場合、RELEASE-20060915 以降では
      変更前 CONSOLE console:ttyS0:ttyS1
      変更後 CONSOLE console:ttyS0:ttyS1:pts/0:pts/1:pts/2
      
      と変更してください。

      ファイル /etc/flashcfg に
      /etc/login.defs
      
      があるか確認して、なければ追加し
      # /usr/sbin/flashcfg -s /etc/flashcfg
      
      を実行してください。

    • HDD から起動している場合
    • ファイル /etc/securetty の pts/0 から pts/7 までの行をアンコメントします。
    2008/01/10
  • 起動時にコマンドを自動実行させるには? 起動時に自動的に実行させたいコマンドがあります。Windowsでいうスタートアップ、DOSでいうautoexec.batに相当するファイルは何でしょう?
    /etc/rc.local です。ただし、このファイルはデフォルト設定では flashcfg -s /etc/flashcfg コマンドでは保存されません。/etc/flashcfg ファイルを編集し、このファイルを保存対象とする必要があります(/etc/flashcfg で列挙されているファイルリストに、 /etc/rc.local を追加してください)。必要な操作は下記の通りです。
    1. /etc/rc.local に、起動時に実行したいコマンドを記述します。
    2. /etc/flashcfg に、/etc/rc.local を追加します。例えば、以下のようにコマンドを実行します。
     # echo /etc/rc.local >> /etc/flashcfg
    3. flashcfg -s /etc/flashcg を実行します。
    2007/11/07
  • ルーターとして使用したい OpenBlockS266 をルーターとして使用したいと思います。必要な設定の手順を教えてください。
    OpenBlcokS266 をルーターとして使用する場合、手順は下記の通りです。
    1.【Web設定ツール】を使用するか、もしくは 【シリアルセットアップツール】を起動し、OpenBlockSの設定が可能な状態にします。

    2. ルーティングのための設定ページを開きます。Web設定ツール・シリアルセットアップツールのそれぞれで、設定ページの名称が異なるのでご注意ください。
    Web設定ツール:[アドレス変換]
    シリアルセットアップツール:[IPマスカレード]
    ※ あわせて『WEBセットアップガイド』, 『シリアルセットアップツールガイド』をご確認ください。

    3. ルーティングの設定を行います。それぞれの設定については、
    「IPマスカレードを使用しない」(初期設定): ルーティングは行われません
    「eth0→eth1」: eth1をWAN側(インターネット側)としている場合に設定します
    「eth1→eth0」: eth0をWAN側(インターネット側)としている場合に設定します
    となります。(ただし、このままではルーティングは開始されません。以下の手順の通り、設定ファイルに変更を行う必要があります)

    4. OpenBlockS266 に telnet でログインし、/etc/rc.conf の最終行に、iptables=YES と追加し、設定を保存して再起動します。以下の通りにコマンドを実行してください。
    # echo "iptables=YES" >> /etc/rc.conf
    # flashcfg -s /etc/flashcfg
    # reboot

    5. (必要な場合)ポートフォワーディングの設定を行います。
    Web設定ツール・シリアルセットアップツールから設定を行います。
    なお、個別のネットワーク環境についての問題解決は、お客様ご自身で行ってください。
    2007/11/07
  • DHCPサーバの配布エントリ数 DHCPサーバとして使用する場合、エントリ数はいくつまで登録できるのでしょうか?
    DHCPサーバ機能で割当てられるIPアドレスのエントリ数は、ストレージオプション(コンパクトフラッシュ/ハードディスク)未使用で100エントリ弱、コンパクトフラッシュ(またはハードディスク)をブートデバイスとした場合で、200縲鰀300エントリ程度となります。ただし、これらの数字は、DHCP以外の機能の動作状況や、ネットワークの状態等、お使いの環境によって上下します。
    2007/11/07
  • “DHCPサーバ”を設定するには? 「DHCPサーバ」の設定はどこにあるのでしょう?
    「その他」タブの中に“dhcpd”という項目があります。この項目がDHCPサーバとしての設定になります。
    2007/11/07
  • “DHCPを利用する”とは何? Web設定画面「ネットワーク」の “DHCPを利用する” という項目の意味がわかりません。これは「DHCPサーバ」機能でしょうか、それとも「DHCPクライアント」機能でしょうか?
    「DHCP クライアント」機能です。“DHCPを利用する”を選択すると、DHCP サーバから配布されるネットワーク設定を取得し、自動的にIPアドレス等を設定することができます。
    2007/11/07
  • 設定作業について、お勧めの方法は? OpenMicroServer/OpenBlockS266 を購入し、設定をしようと考えています。お勧めの方法は何でしょう?
    Eth0に接続し、Web設定ツールから設定を行うことをお勧めします。また、RS-232C(シリアル) からの接続される場合、ログインするアカウントは login= root , password= root をお勧め致します。なお、Web 設定ツール以外について、また、ネットワーク設定等、環境に依存する設定のご質問は、現状で承っておりませんので、大変恐れ入りますが、参考書籍等をご確認頂きますようお願い申し上げます。
    2007/11/07
  • 設定の引き継ぎについて、ファームウェアアップデート後、アップデート以前の設定は引き継がれますか?
    フラッシュROMに書き込まれて保存された設定は引き継がれます。
    ( OBS:flashcfg -s /etc/flashcfg OMS:flashcfg -S <Fileneme> )
    ただし、お客様でカスタマイズされたソフトウェアがインストールされている場合にはこの限りではございません、バックアップ等、データが復元できる状態よりアップデートしていただけるようお願いいたします。
    2007/11/07
  • ファイアウォール構築について、OpenMicroServer/OpenBlockS266で簡易なファイアウォールを構築することは可能ですか?また、その構築は簡単ですか?
    OpenMicroServer/OpenBlockS266ではLinuxカーネルに標準で組み込まれている「iptables」 を使用した、簡易ファイヤーウォール機能が標準で機能し、WEB設定ツールやシリアル設定ツールで設定が可能です。

    ただし、WEB設定ツールやシリアル設定ツールで設定可能なのは、IPアドレスでのパケットフィルタリングまでで、MACアドレスでのフィルタリングや、偽造IPの検出などは、手動で設定を行うか、ファイヤーウォールソフトウェアを導入する必要があります。オープンソースのファイヤーウォールソフトウェアの多くは、内部的にiptablesやipchains (iptablesの旧バージョン)を利用しており、設定用のインターフェースを提供しています。ソフトウェアにより必要となるシステム要件が異なりますので、ご確認ください。
    例)lokkit (RedHatが使用しているキャラクターインターフェースソフトウェア。広く使われている。)
    システム要件 : パッケージ容量 1MB程度 → OpenBlockS266ではCFが必須。 OpenMicroServerでは本体のみで実装可能。
    2007/11/07
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266でNATを行ないたいのですが、スタティックNATの設定数の上限はどの程度ですか?
    スタティックNATは標準機能で設定可能ですが、WEB設定ツールを用いる場合は、他設定ツールの設定項目内容にもよりますが設定できる数量は制限されます。シリアル設定ツールまたは手動設定で行う場合、エントリー数の制限は特にありません。 ただし、監視用パケットの流量次第で、実用可能な範囲かどうかの判断が必要になりますので、実測での確認・調整が必要となります。

    【ご参考】 OpenBlockS266/128 性能検査
    スタティックNAT 定義数:1000icmp ping処理:100回/秒 約100秒間継続
    結果:応答時間の増加が見られるものの、パケットロスは無い

    テストサーバ:Xeon3.6GHz × 1、MEM 4GB、Knoppix 4.0.2 (kernel 2.6.12)
    テスト方法:「hping2 -1 --fast -c 1000 IPアドレス」 を10プロセス同時実行
    NATなしあり
    NAT定義数01000
    実行時間101秒102秒
    CPU負荷7%未満10%未満
    パケットロスなしなし
    ping応答時間0.3〜3.3ms
    (約99%が1.0ms以下)
    0.9〜6.8ms
    (約50%が2.0ms以下、約80%が3.0ms以下)
    2012/03/08

アプリケーション関連

  • アンチウィルス・ソフトウェアは動作しますか。
    ClamAV (0.95.1) の簡単な動作検証 (freshclam と clamscan の実行) を行い、正常に動作することを確認しております。

    注意: ClamAV を実行するには、CF や HDD などのストレージ・デバイスが必要です。
    2009/04/16
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 に bind の queryperf コマンドはありますか。
    OpenMicroServer/OpenblockS266 用のコンパイル済み queryperf コマンドは以下からダウンロードできます。 OpenMicroServer/OpenBlockS266 にアップロード/ダウンロードしてお使いください。 FTP 転送時には binary mode に設定してください。
    2007/12/12
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 をロード・バランサーとすることができますか。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 にて Pen を用いてロード・バランスできることを確認しております。

    注意: 動作検証におきましては、基本的な動作の確認のみ行い、耐負荷試験などはしておりません。 実運用にあたっては、事前にお客様の環境で検証を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
    • OpenMicroServer
    • 本体のみで運用できます。 プログラムをユーザデータ領域に保存します。
    • OpenBlockS266
    • 外部ストレージが必要です。 CF/HDD にプログラムを保存します。
    OpenMicroServer/OpenblockS266 用のコンパイル済みソフトウェアは以下からダウンロードできます。ご利用の前に、README、LIST、MEMO をご一読ください。
    2007/12/12
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 用にコンパイルしたソフトウェアはありますか。
    OpenMicroServer/OpenblockS266 用のコンパイル済みソフトウェアは以下からダウンロードできます。ご利用の前に、README、LIST、MEMO をご一読ください。
    2007/11/07
  • Java は動きますか。
    Sun Java 1.3.0 の動作実績がございます。
    事例の 「OpenBlockS266 Java 環境インストール方法解説」を参照してください。

    参考
    Enterprise Java for Linux HOWTO「Java 開発キットの設定方法」
    2007/11/07
  • ソフトウェアを追加して利用することはできますか?
    OpenBlockS266 の標準ソフトウェアでは機能が不足しているので、ソフトウェアを追加したいと思います。ソフトウェアの追加は可能でしょうか? また、その際必要となるものはあるのでしょうか?

    ソフトウェアは追加可能です。例として、
    ・apache/PHP/MySQL環境の構築
    ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/misc/plathome/ApacheMySQL.txt
    ・MovableTypeのインストールと設定
    ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/misc/plathome/movabletype.txt
    などがあります。
    OpenBlockS は既存の Linux 用ソフトウェアの多くを使用することができますので、様々なソフトウェアをインストールしてご使用頂けます。なおこのとき、本体のみではソフトウェアを格納する領域が不足しがちですので、コンパクトフラッシュかハードディスクの追加をお勧めします。
    [ソフトウェアの追加に関するご注意]
    通常の Linux 用ソフトウェアのバイナリファイルは多くが i386 環境向けにコンパイルされていますので、そのまま使用することはできません。ソースファイルを入手し、あらためてOpenBlockS266用(PowerPC用)にコンパイルする必要があります。コンパイルは、ハードディスクを搭載したOpenBlockS266上で行えます。あるいはSSD/Linuxをインストールすることで、x86系CPUを搭載したPCでクロス開発を行うこともできます。詳細については、「開発環境ガイド」をご確認ください。
    また、ぷらっとホームでは、コンパイルを行わずに使用できるソフトウェア・パッケージを配布しています。提供されているソフトウェアの一覧は、下記の通りです。
    ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/packages/LIST
    ダウンロードは下記から行えます。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/obs266/index.html#7
    これらのコンパイル済みソフトウェアについては、ぷらっとホームではサポートを行いませんので、READMEファイルをご確認頂き、own risk にてご使用ください。
    2007/11/07
  • Proxy サーバとしての利用。OpenMicroServer/OpenBlockS266を Proxy サーバとして運用するつもりです。必要なソフトウェアを教えて下さい。
    標準で搭載されているソフトウェア環境には含まれていません。ハードディスクを増設し、お客様ご自身で選択されたソフト( squid 等)を用意してご使用ください。
    ※ Proxy 環境の構築に関しましては、OpenMicroServer/OpenBlockS266 に標準で搭載されている機能ではありませんので、弊社での技術サポートは行っておりません。予めご了承下さい。
    2007/11/07
  • HTTPS の使用。 OpenMicroServer/OpenBlockS266 上で HTTPS を使用してサービスを提供したいのですが、標準状態で SSL は搭載されていますか? デフォルトで搭載されていない場合、追加インストールファイル等を教えてください。
    標準状態の OpenMicroServer/OpenBlockS266 には、SSL は含まれていません。製品付属の CD-ROM に含まれるハードディスク用ディスクイメージにopensslが含まれていますので、こちらをご利用ください。
    ※SSL環境の構築に関しましては、OpenMicroServer/OpenBlockS266の標準搭載機能ではありませんので、弊社での技術サポートは行っておりません。予めご了承下さい。
    2007/11/07
  • パケットキャプチャ機能は使えますか?
    標準では実装していませんが tcpdump/libpcapにてのパケットキャプチャの動作を確認しています。 PCAP互換形式でのキャプチャ機能実装が可能です。
    2007/11/07
  • asterisk(オープンソースのPBXソフト)は動きますか?
    asterisk-1.4.4 が動作することを確認しています。 (OpenMicroServer では chan_phone.so がコンパイルできないのでそれを除きます。) コンパイル、インストール、動作確認についてはこちらをお読みください。
    2007/11/07
  • EtherREAL(オープンソースの監視ソフト)は動きますか?
    SSD/Linux上でGUI版 ethereal、CUI版ともに動作実績がございます。
    2007/11/07
  • VNC(オープンソースの遠隔操作ソフト)は動きますか?
    VNCはSSD/Linux上での動作実績があります。現在、OMSは「サインはVGA」を用いて、GUI環境を構築できますが、VGAを持たないOBSやOMSにVGAをつながないローカルのGUI環境が構築されていなくても、 Xに関するライブラリを構築しておき、リモートからの制御することは動作実績があります。
    2007/11/07
  • VGAは接続できますか?
    OBS:できません。
    OMS:USB-VGA変換アダプタ「サインハVGA」を用いて実現可能です。詳しくは以下のページをご覧ください。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/oms400/usb_vga_20060511.html
    2007/11/07
  • SNMPトラップについて、ネットワーク上の機器から配信されるSNMPトラップをOBS/OMSで受け取りログとして格納する、またはログサーバーに受け渡すことはできますでしょうか?
    標準機能では、SNMPトラップの受信機能がないためプログラムの追加が必要です。実装例はあります。
    ・プログラム、ログファイル保存用のCFの追加 (保存したいデータ量に応じた容量)
    ・SNMPトラップ受信プログラムのインストール
    ・受信したトラップをログに書き出すための設定変更(または、ソフトの追加)
    ・ログファイルのローテーション管理のためのプログラムのインストール

    【ご参考】
    Ver.5.2以降のnet-snmpパッケージの動作を確認しており、SNMPパケットの送受信の実績があります。
    以下でコンパイル済みバイナリの提供を行っています。

    OpenBlockS266用 ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OpenBlockS266/packages/net-snmp-5.2-ppc-1.tgz OpenMicroServer用 ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OMS400/packages/Net-SNMP-5.2.0-mipsel-1.tgz
    2008/06/05

その他

  • 製品の仕様上、不向きな処理はありますか。
    画像生成や音声のミキシングなど、浮動小数点演算が発生する処理が特に不向きです。

    具体例として、RRDtoolやMRTGによるグラフの作成、Asterisk によるVoIP通信等が考えられます。

    不向きな理由は、ハードウェアFPU(浮動小数点演算装置)の機能を持っていないためです。 カーネルによるエミュレーションのボトルネックが大きく、十分なパフォーマンスが出ない可能性が高くなります。
    2011/11/02
  • 初心者向けの資料はありますか。
    「OMS/OBSを使うためのはじめの一歩」をご用意しております。次のページ
    http://openblocks.plathome.co.jp/support/cookbook/casestudy/first_steps/initialize.html
    をご覧ください。
    2012/03/08
  • CFにはブロック毎に書き込み回数制限があると聞きますが、実際にはどの程度の期間の利用に耐えられるのでしょうか。
    利用方法によって書き込み回数が変化しますので、期間に応じて壊れる・壊れないの回答は出来ません。

    しかしながら当社で採用しているCFには、ブロック毎の書き込み回数の制限を回避するための均等化機能が搭載されており、HDDの100万回の書き換え能力に匹敵します。

    さらに、想定される使用容量の2倍の容量を持つCFを選択すれば、ブロックに対するアクセス確率は1/2 (50%) となり、実質の耐久性は2倍となります。 当然さらに大きなCFを選択するに従って、アクセス確率が下がり耐久性が伸びることになります。
    2008/09/22
  • ウォッチドッグ機能はありますか。
    ウォッチドッグ機能はございません。
    2008/05/07
  • AC アダプタの寸法は?
    寸法は
    40 (W) × 94.2 (D) × 30.5 (H) mm
    
    でございます。

    DC プラグ側のケーブル長は 152.5mm、AC ケーブル(めがねケーブル)の長さは 200.5mm です。
    2008/03/27
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 の標準文字コードは何ですか。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 のデフォルトのロケールは C になります。ロケール・データは含まれていません。
    2008/01/28
  • タグ付き VLAN に対応していますか。
    以下のモデルがタグVLANに対応しています。

    * OpenMicroServer
    * OpenBlocks 600
    * OpenBlocks AX3
    * OpemBlocks A6
    * OpemBlocks A7
    2013/09/25
  • ラックマウントキットを購入しましたがOBS266/OMSに取り付け金具の取り付け方がわかりません。
    OBS266/OMSの底面にある1cm角程度の黒いゴム足を取外し、取り付け金具の突起を
    入れ反対側1箇所にネジとめします。
    2007/06/05
  • SSD/Linux の再構築ではなく、一部をコンパイルしてインストールしたいのですが。
    SSD/Linux の一部をコンパイル、 インストールする手順を autoconf を例にとって説明します。

    まず、ソース・ファイルの取得と展開を行います。
    # cd /usr/src/mkdist/autoconf
    # bmake
    
    ディレクトリ /usr/src/dist/distfiles にソース・ファイルが(存在しなければ)ダウンロードされ、 ディレクトリ /usr/src/dist/autoconf に(展開されていなければ)展開されます。

    ファイル /usr/src/mkdist/autoconf/Makefile 中の DEPENDENT に指定されているものを調べます。
    DEPENDENT=      usr.bin/autoconf
    
    ここには /usr/src に対する相対パスが書かれてあります。 このディレクトリに移動してコンパイル、インストールします。
    # cd /usr/src/usr.bin/autoconf
    # bmake clean
    # bmake
    # bmake install
    
    以上で autoconf のコンパイルとインストールは終了です。

    DEPENDENT に複数のディレクトリが指定されている場合、 その順番通りに、ディレクトリの移動、コンパイル、インストールを繰返してください。

    インストール時の注意としては、システムのファイルが上書きされることです。 例えば、ディレクトリ /usr/src/etc で `bmake install' を実行すると、 ディレクトリ /etc にあるファイルが上書きされてしまいます。 したがって `bmake -n install' を実行し、 どのファイルがどこにインストールされるかを確認し、必要があればバックアップをとっておくとよいでしょう。

    例にとった autoconf の場合には以下のように実行します。
    # cd /usr/src/usr.bin/autoconf
    # bmake -n install
    cd /usr/src/usr.bin/autoconf/build && make DESTDIR=  install-strip
    # cd build
    # make -n DESTDIR= install-strip
    
    2007/12/17
  • ファームウェアのカスタマイズの手順を教えてください。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 のファームウェアのカスタマイズにつきましてはこちらをご覧ください。
    2007/04/17
  • OpenBlockS266 用 PCMCIA アダプタ BOX は何台まで接続できますか。
    OpenBlockS266 用 PCMCIA アダプタ BOX は二台まで接続できます。
    2007/12/27
  • OS環境のバックアップについて CFカードやUSBデバイスにOS環境をバックアップしておくことは可能ですか?
    可能です。 構築済のOS環境を丸ごとCFカードやUSBデバイス(OMSのみ)にバックアップしておき、不具合等が発生した場合に差し替えて使用することができます。
    Linuxマシンでメディア上にext2またはext3ファイルシステムを作成し、データをコピーすることでバックアップできます。
    2007/12/12
  • OpenBlockS266へのアップグレードは? 今までのOpenBlockSシリーズから、OpenBlockS266へのアップグレードはできますか?
    大変申し訳ございません、アップグレードオプション等はございません。ご了承下さい。
    2007/02/22
  • 過去のOpenBlockSシリーズのオプションは流用できますか? OpenBlockS200シリーズを持っていますが、OpenBlockS200用の各種拡張オプションはOpenBlockS266でも使用可能ですか?
    OpenBlockS200シリーズと拡張オプションカード等の互換性はありません。例外的に、コンパクトフラッシュ、増設用ハードディスクのみ使用できます。
    2007/02/22
  • これまでのOpenBlockSとの違いは? 今までのOpenBlockSシリーズとの差はどこにありますか?
    OpenBlockS200シリーズと比較して、CPU速度の向上(200MHzから266MHz)、ハードディスクインターフェースの高速化(PIOからDMAに)など、ハードウェアの基本性能が向上し、本格的サーバ運用により適した性能となっています。また、筐体は今までのプラスチック製から、放熱性能を重視したアルミ合金製となり、より信頼性が増しています。

    OpenBlockS266とこれまでのOpenBlockSシリーズの主な違い
      OpenBlockS266
    (128MBモデル)
    OBS200 OBS50
    ハード
    ウェア
    CPU IBM PowerPC
    405GPr
    266MHz
    IBM
    PowerPC
    405GP
    200MHz
    Motorola
    PowerPC
    860T
    50MHz
    メモリ 128MB
    (PC133,
    SDRAM)
    64MB
    SDRAM
    16MB
    SDRAM
    フラッシュロム 8MB 8MB 4MB
    LAN 10/100Base
    -TX 2ポート
    (LAN側:CPU内蔵
    /WAN側:DEC CHIP互換)
    100Base-
    TX 2ポート
    (LAN側
    :CPU内蔵
    /WAN側
    :RTL8139CL)
    10/100Base
    -T ×1,
    10Base
    -T×1
    HDDインターフェース UDMA100 PIO PIO
    本体
    材質
    アルミ合金 ABS樹脂 ABS樹脂
    ソフト
    ウェア
    ディストリビューション SSD
    /Linux 0.2
    LinuxPPC LinuxPPC
    カーネルバージョン 2.4.20 2.4.10 2.2.13
    GlibCバージョン 2.3.1 2.1.3 2.1.2
    2012/03/08
  • ハードディスクイメージを追加したが、ネットワークが使えない ハードディスクイメージをマニュアル通りにインストールしましたが、ネットワークインターフェースが有効になっていません。
    製品付属 CD-ROM のハードディスクイメージをご利用頂く場合、ネットワークインターフェースの設定を別途行う必要があります。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/ssdlinux/users.html#4.2.3
    をご確認頂き、設定を行ってください。
    比較的単純な設定方法としては、vi /etc/ifconfig.eth0等で、/etc/ifconfig.eth0 ファイルを作成し、ファイルに下記例のように記載することです。
    2007/02/22
  • OS のドキュメントやソースコードは? OpenBlockS や、SSD/Linux に関するドキュメントやソースコードは公開されていますか?また公開されている場合、どこから入手すればいいのでしょう?
    ドキュメント, ソースコードともに公開されています。最新の情報を入手するために、できるだけWeb サイトから入手してください。また、関連ドキュメント等については、下記にも用意しています。
    2007/02/22
  • PC でのソフトウェアコンパイル(クロスコンパイル環境) デスクトップPC(x86 CPU搭載機)でソフトウェアのコンパイルを行いたいのですが、OpenBlockS266 の CPU は PowerPC のようです。PC で make したファイルを持ち込んでも OpenBlokS上では動作しないようですが、何か回避策はありますか?
    x86系CPUを搭載したPCであれば、SSD/Linux(x86版)を利用することで、クロスコンパイル環境を整えることができます。
    使用するPCにSSD/Linuxをインストールし、『開発環境ガイド』を参考に設定ファイルを変更してください。『開発環境ガイド』は下記からダウンロードできます。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/obs266/index.html#3
    このクロスコンパイラを用いてコンパイルしたソフトウェアバイナリであれば、OpenBlockSに持ち込んで動作させることができます。
    2007/02/23
  • 独自に作成したファームウェアの配布は? ぷらっとホームが公開しているソースファイルを元にした、OpenBlockS 用の独自ファームウェアを作成しました。このファームウェアを配布することは可能でしょうか?
    ライセンスに基づく限り、問題なく可能です。
    SSD/Linuxは、構成するソフトウェアの大部分が GNU GPL、もしくは BSD Copyright のもとに配布・公開される Open Source OSです。これらのライセンス・著作権条項の下にに配布するのであれば、ファームウェアの配布に問題はありません。
    なお、ソースコードは付属 CD-ROM や Web サイトから入手できます。
    2007/02/22
  • サポートの範囲について OpenBlockS266の搭載のOSやソフトウェア、付属CD-ROM に含まれるパッケージ等の内容に関する保証やサポートの範囲はどのようになっているのでしょうか?
    標準で本体フラッシュROM内に搭載されている、ブラウザ経由の設定画面以外の内容についてのサポートは行っておりません。予めご了承下さい。
    2007/02/22
  • initボタンの役割は? initボタンの使い方がよく分かりません。これはリセットボタンですか? リセットボタンにしては、ボタンが機能しない時があるようなのですが……。
    いいえ、initボタンはリセットボタンではありません。押下するタイミングによって、initボタンの機能は変化します。initボタンの機能は、主に下記の2つがあります。
    第1の役割は、「起動時に行われるフラッシュROMからのデータの読み込みを抑制する」ためのものです。この機能により、一時的に工場出荷時状態で起動することができます。これは、電源投入直後にボタンが押下されている場合に作動します。
    第2の機能は、OS動作時のシャットダウンスイッチです。これはdaemon(OS上で常に動作しているソフトウェア)がボタンの押下を感知することによって実現されています。initボタンの押下を確認したdaemonは、shutdownコマンドを実行します。このため、システムが致命的なフリーズに見舞われた場合、initボタンも機能しません。
    2007/11/07
  • 静電気ノイズマージンは? 
    接触:5kV 間接:9kV ( OBS/OMS共)
    2007/02/22
  • MTBFは? MTBF(Mean Time Between Failure:平均故障間隔)について教えてください。
    OBS本体:1,480,000時間
    付属ACアダプタ:50,000時間
    PCMCIAアダプタオプション:3,500,000時間

    OMS本体:420,000時間
    付属ACアダプタ:50,000時間
    2008/01/10
  • マイクロドライブは使用できますか? 
    OBS :搭載CFスロットがTYPE-1のため、使用できません。
    2007/02/22
  • 専用CFカードと汎用品の違いは? 専用CFカードには何か汎用品にはないメリットがあるのでしょうか?
    OMS/OBS上での「確実な動作保証」がメリットとなります。

    CFカードにはサポートされる動作モードに種類があり、これにより使用上問題が出る場合があります。また、搭載されているメモリーコントローラによっても動作に問題が出る場合があります。これらの仕様は汎用品では一般にあまり意識されておらず、また同一の型番の汎用メモリであっても、ロット等に依存して仕様やコントローラが変更されている場合があります。

    弊社の専用CFカードは、OBS/OMSの実機動作確認の上で採用し、また納入ロットによる仕様変更等のないよう、メーカーと事前調整を行っておりますので、OBS/OMS上で動作することを保証しております。また、万が一OBS/OMS上で問題が発生した場合には、弊社にて調査・対応させていただきます。
    2007/12/12
  • FLASH ROMも書き込み回数制限がありますか? 本体内のFLASH ROMも書き込み回数制限がありますか?
    CF同様に書き込み制限がありますが、回数は1ブロックあたり100万回となっています。
    また、書き込みが発生するのは、ファームウェアの書き込みや設定の保存などを行う時のみで、 特殊な使い方を除いて、CFカードのように動的に頻繁な書き込みが行われることはありません。
    別段の考慮や、CFのような特別な工夫などを検討される必要はありません。
    2007/11/07
  • コンパクトフラッシュやハードディスクを使用する際、注意点は? OpenBlockS266 に OpenBlockS266 専用コンパクトフラッシュや OpenBlockS266 専用ハードディスクを装着して使用する場合、注意点などはありますか?
    • OpenBlockS266 専用コンパクトフラッシュ
    • OpenBlockS266専用コンパクトフラッシュについては、書き込み制限が30万回となります。そのため、スワップ領域として使用することはお勧め致しません。
    • OpenBlockS266専用ハードディスク(24H未対応HDD)
    • OpenBlockS266 用ハードディスク (24H未対応HDD) をご使用頂く場合、 24 時間 365 日稼動は行わないでください。 具体的には、10 日間に一度は本体の電源を Off にし、ディスクの回転を停止させてください。 また 1 日 (24 時間)のうち、ディスクアクセスが発生する時間は 5 時間程度にとどめ、常にディスクアクセスを行うような使い方はしないでください。
      ※OpenBlockS266 用ハードディスクは、2.5インチハードディスクです。 2.5インチハードディスクはメーカー設計上、個人用ノートPCでの運用を想定し、「電源オン・オフ時に行われるヘッドの退避動作により、機械疲労の影響を軽減する」といった、定期的に電源がオフになる使用法を前提にした故障防止策が採られています。 このようなディスクで 24 時間 365 日の稼動を実施した場合、本来想定されている用途ではないこともあり、故障率が跳ね上がる等、実運用上のリスクが著しく増大するので、お勧め致しません。
    • OpenBlockS266専用ハードディスク(24H対応HDD)
    • 24 時間 365 日の稼働を実施することができます。 しかしながら、表面温度が 40 度以下に保たれる事が正常動作の前提になっています。
    2012/03/08
  • DSL Routerとして使えますか? OpenBlockS266 は PPPoE に対応していますか? また、ADSLサービスでの動作実績はありますか?
    OpenBlockS266 は PPPoE 接続が可能です。ぷらっとホームではFLET'S ADSL 8MB回線での動作を確認しています。(PPPoEのスループットで約4MB/secとなります)。 なお、個別の環境に関するサポート等は行いかねますので、ご了承ください。
    2007/02/22
  • コネクタ仕様書はありますか? オプションとして接続するハードウェアを開発したいと思います。各インターフェースや、コネクタに関する仕様書はありますか?
    はい、コネクタ仕様書は、製品付属 CD-ROM に PDF ファイルとして収録されています。また、下記からもダウンロードできますので、ご確認ください。
    http://www.plathome.co.jp/support/labo/obs266/index.html#3
    2007/02/23
  • 自由に使えるメモリ容量は?OpenBlockS266 にはメインメモリとして 64MB の SDRAM が搭載されていますが、OSが消費する領域を除いた、ユーザーが自由に使える領域はどの程度でしょうか?
    ユーザーが自由に使えるメモリ容量は、64MBのうち、約32MBです。追加したソフトウェア等は、この領域で動作します。OpenBlockS266 は起動時にメインメモリ上に RAMDISK を作成し、仮想的なハードディスクとして使用します。このとき、メインメモリのうち約 24MB が RAMDISK 用に消費されます。また、Kernel 等、OS の稼働に約 8MB を必要とします。これらの領域をメモリ空間として使用することはできませんので、64MB - (24MB+8MB) = 32MB が空きメモリとなります。
    2007/02/22
  • 標準搭載のアプリケーション。 OpenBlockS266には標準でどのようなアプリケーションが使用できますか?
    OpenBlockS266に標準で用意されている主アプリケーションは以下の通りです。  
    OpenBlockS266の主な搭載アプリケーション
    (2004/3/5現在)
    ※〇:使用可能 ×:使用不可能
    ソフト名と
    バージョン
    内蔵ROM
    使用時
    ストレージ
    デバイス
    使用時
    Webサーバ thttpd2.20c
    DNSサーバ BIND9.22
    FTPサーバ lukemftp1.1
    telnetサーバ telnetd
    Mailサーバ Sendmail8.12.8
    NTPクライアント
     ・デーモン
    ntp4.1.72 ×
    Perl perl5.8.0 ×
    cronデーモン cron3.0p11
    SSH OpenSSH3.5p1 ×
    DHCPサーバ ISCdhcp3.0.1rc11
    DHCPクライアント ISCdhcp3.0.1rc11
    DHCPリレー
    エージェント
    ISCdhcp3.0.1rc11
    PPP pppd2.4.2b1
    PPPoE ra-pppoe3.4
    ルーティン
    /NAT/MASQ
    iptables
    開発環境
    (gcc/g++)
    gcc-3.2.2 ×
    2012/03/08
  • 4線式モデムの接続。 RS-232C(シリアル)ポートに4線式モデムの接続は可能でしょうか。
    4線式モデムは接続できません。V.24準拠の4線式同期モデムの接続・制御には同期クロックの入力が必要になりますが、OpenBlockS266にはこの機能がなく、使用できません。また、PBX用モデムの場合もPBXの制御ができないため、使用できません。
    2007/02/22
  • モデムによるダイヤルアップ接続。 OpenBlockS の RS-232C(シリアル)ポートに、 TA やモデムを接続し、サーバを構築する事はできますか?
    可能です。OpenBlockS のRS-232C(シリアル)ポートには、TA、モデム等を接続、通信をする事ができます。設定方法は、通常の Linux PCとほぼ同様です。但し、標準で搭載されているソフトウェア環境では、ダイヤルアップルータとしての使用はサポートされていません。
    ※ モデムによるダイヤルアップ接続に関しましては、OpenBlockS266 に標準搭載の機能ではありませんので、弊社での技術サポートは行っておりません。予めご了承下さい。
    2007/02/22
  • MACアドレスによるフィルタリング - OpenMicroServer/OpenBlockS266 をファイヤーウォールとして運用するつもりです。このとき、外部のネットワークにアクセスできる端末を制限したいと考えています。OpenMicroServer/OpenBlockS266 の標準ソフトウェアを用いて、MACアドレスによるフィルタリングを行うことは可能ですか?
    いいえ、標準で搭載されているソフトウェア環境は、MAC アドレスによるフィルタリングには対応していません。
    2007/11/07
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266 にできることは?いったい何ができるのでしょうか?
    お手元で設定を行うことにより、Router・Firewall(IP Masquerade)や、Webサーバー、DHCPサーバーといった用途に使用できます。ただし、これらの設定については、技術的なサポートは提供されません。マニュアル等を確認し、ご自身で解決してください。
    2007/11/07
  • OpenMicroServer/OpenBlockS266には「ファームウェア」というものがあるようです。これは何を指す単語でしょう? PC/AT 互換機で言う BIOS のような、ハードウェア制御ソフトウェアですか?
    いいえ、OpenMicroServer/OpenBlockS 266の「ファームウェア」は、BIOSに相当するソフトウェアではありません。OpenMicroServer/OpenBlockS266 の「ファームウェア」は、OpenMicroServer/OpenBlockS266 用にカスタマイズされた OS( Operating System )と周辺ソフトウェアをあわせたものを指します。
    2007/11/07
  • 搭載されている OS は何を使用しているのでしょう?動作そのものは UNIX のようですが……。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 で採用されている OS は Linux です。ディストリビューションは、ぷらっとホーム独自の SSD/Linux を採用しています。SSD/Linux については技術情報(オープンラボラトリー) > SSD/Linux等をご確認ください。
    2007/11/07
  • 現在使用中のファームウェアのバージョンを知りたいのですが。
    OpenMicroServer/OpenBlockS266 のファームウェアのバージョンは、0.4-RELEASE-20071020 や RELEASE-20070221 と示されます。 末尾の年月日が区別する鍵となります。 現在ご使用のファームウェアのバージョンは以下の手順により確認することができます。
    1. ログインする
    2. uname コマンドを実行する
    3. # uname -rv
      
    uname コマンドの実行結果が
    2.6.16 #3 Fri Nov 2 06:48:44 JST 2007
    
    となった場合、ここから年月日を抜き出し、20071102 と並べることにより、ファームウェアのバージョンを知ることができます。ただし、弊社の公式リリースしているファームウェアの年月日と一日程度がずれる場合があります。これはファームウェアの構築過程で生じるものです。

    上記の実行結果の先頭の 2.6.16 は Linux カーネルのバージョンを示します。ファームウェアのバージョンの先頭に付いている 0.4 (SSD/Linux のバージョン)がそれに対応します。
    SSD/LinuxLinux カーネル
    0.42.6.16
    0.32.4.26
    0.22.4.20


    uname コマンドを
    # uname -a
    
    と実行した場合、
    Linux hostname 2.6.16 #3 Fri Nov 2 06:48:44 JST 2007 mips SSD/Linux 0.4-20071003
    
    表示されたとします。末尾の 0.4-20071003 は、Linux カーネルのバージョンが 2.6.16、 uname コマンドをコンパイルした年月日が 20071003 であることを示します。 この例で、ファームウェアのバージョンに含まれる年月日と異るのは、CF/HDD から起動しているからです。 上記の末尾の文字列は CF/HDD 上の uname のバイナリ・ファイルに埋め込まれています。 CF/HDD はそのままでファームウェアをアップデートしたり、CF/HDD から起動していて uname コマンドを再コンパイルした場合、そのようなことが生じます。

    末尾の文字列は次のようにしても得られます。
    # uname -o
    SSD/Linux 0.4-20071003
    
    2007/11/02
  • メモリー容量を増やせますか?
    OBS/OMSともにメモリーは基板に直付けとなっておりますので、メモリーの増設は行えません。
    (基板レベルの変更カスタマイズが必要となります)
    2007/02/22
  • OBS/OMSで実現したい機能があるのですが。
    ご要望の内容により、すでに実装例のご紹介、テクニカルアドバイス、開発補助や開発受託などが 可能(有償対応を含む)な場合がございますので、まず、ご要望の内容をできるだけ具体的にお知らせください。
    2007/02/22
  • Debianをインストールするのに必要なストレージ容量は?
    初期インストールレベルで512MB以上。実装されるアプリケーションにより、それ以上の容量が必要となります。CFカードやUSB HDD等をご用意ください。
    2007/02/22
  • カーネルによる最小単位時間は?
    OBS266/128
    現在OBS用に提供しているファームはKernel-2.4系になります。
    (出荷時:Kernel-2.4.20  リリース最新:2.4.26)
    Kernel-2.4系では標準で10msが最少単位時間となります。
    /usr/src/linux/include/asm-ppc/param.h内で以下の定義で変更可能です。 #define HZ 100  (1000に変更すると1msec)

    OMS-AL400/128
    現在OMS用に提供しているファームはkernel-2.6.12となります。
    Kernel-2.6系では標準で1msが最少単位時間となっています。
    /usr/src/linux/include/asm-mips/param.h内で以下の定義で変更可能です。
    #define HZ 1000 (100に変更すると10msec)
    2007/02/22
  • メールサーバとして使用できますか?
    標準でSMTPサーバ(sendmail)が動作していますので、そのまま機能します。
    標準構成ではストレージを持たないため、RAMディスク(デフォルトでOBS:32MB/OMS:40MB )がスプール領域として利用できます。それを超えるスプールが必要な場合、CFカードまたは内蔵HDD(OBS)、USBストレージ(OMS)をご利用ください。
    (スプールを超えるメールの受信が発生した場合には、送り元に受信不可のエラーを返します。)

    【ご参考】 メールリフレクターとして使う場合、スプールは不要?
    基本的にはメールをリレーするだけですが、リレー先のメールサーバが障害等でメールを受け付けられない場合には、OMS側で一時的にスプールする必要があるので、その点を考慮してスプールを確保しておく必要があります。
    2007/02/22

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