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OpenBlockS 600D FAQ

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  • SNMPのMIBファイルがありません。
    snmpまたはsnmpdパッケージ、およびそれらに依存するパッケージにはMIBファイルは含まれません。以下の手順で取得してください。

    ファイル/etc/apt/sources.listでnon-freeリポジトリを以下のように有効にします。
    旧 deb http://ftp.plathome.co.jp/pub/debian wheezy main
    新 deb http://ftp.plathome.co.jp/pub/debian wheezy main non-free
    
    旧 deb http://ftp.plathome.co.jp/pub/debian-security wheezy/updates main
    新 deb http://ftp.plathome.co.jp/pub/debian-security wheezy/updates main non-free
    
    上記はDebian 7(wheezy)の場合です。 Debian 6(squeeze)をお使いの方は、文字列wheezyをsqueezeに読み替えてください。

    パッケージsnmp-mibs-downloaderをインストールします。
    # apt-get update
    # apt-get install snmp-mibs-downloader
    


    SNMPクライアント

    ファイル/etc/snmp/snmp.confを以下の通り変更してください。
    旧 mibs :
    新 #mibs :
    


    SNMPサーバ

    ファイル/etc/default/snmpdを以下の通り変更してください。
    旧 export MIBS=
    新 #export MIBS=
    
    SNMPサーバを再起動します。
    /etc/init.d/snmpd restart
    


    RAMディスクモードの場合

    MIBファイルや設定を保存するために以下のコマンドを実行してください。
    # flashcfg -S
    


    参考ページ

    https://wiki.debian.org/SNMP
    2013/12/04
  • OpenBlocks Aシリーズで、xxx パッケージは利用出来ますか?
    OpenBlocksシリーズでは、Debian GNU/Linuxを採用しており、Debian Projectのサイトで利用可能なパッケージを確認することが出来ます。

    http://www.debian.org/distrib/packages

    バージョンとアーキテクチャを注意してご確認下さい。
    OpenBlocks Aシリーズは、armelアーキテクチャ、Debian 6.0はコードネーム「squeeze」、Debian 7.1はコードネーム「wheezy」で表示されます。(OBSAX3のwheezy版はarmhfアーキテクチャです。)
    2013/09/26
  • LED制御をしたいのですが。
    LED のデーモン runled にデバイス・ファイル /dev/segled からアクセスすることで、制御することができます。
    デーモン runled を停止(/etc/init.d/runled stop)させ、echo コマンドでデバイス・ファイル /dev/segled に 0 から 7 の整数を書き込むことで、表示を変えることができます。

    デーモン runled を自動起動する・しないはupdate-rc.dコマンドを使用します

    【自動起動しない設定】
    # update-rc.d -f runled remove
    update-rc.d: using dependency based boot sequencing

    【自動起動する設定】
    # update-rc.d -f runled defaults
    update-rc.d: using dependency based boot sequencing


    【bashスクリプトでの制御の例】
    #!/bin/bash
    R_ON=2#001
    G_ON=2#010
    Y_ON=2#100
    CLR=0
    LED=0
    
    # 全消去
    function led_clear() {
            LED=$CLR
            echo $LED > /dev/segled
    }
    
    # 橙(赤)点灯
    function led_r_on() {
            LED=$(($LED | $R_ON))
            echo $LED > /dev/segled
    }
    
    # 緑点灯
    function led_g_on() {
            LED=$(($LED | $G_ON))
            echo $LED > /dev/segled
    }
    
    # 黄点灯
    function led_y_on() {
            LED=$(($LED | $Y_ON))
            echo $LED > /dev/segled
    }
    
    # 以上、functionの定義まで。
    # 以降に実際の点灯処理を記述する。
    
    2017/02/03
  • Tomcat は利用できますか?
    利用可能です。OpenBlockS 600の Oracle Java、OpenBlockS 600DのOpenJDKの何れでも利用できます。
    2012/03/27
  • CF/SSDのマウントに noatime を指定する場合は、どのようにすれば良いですか?
    /etc/rc.local へ以下のコマンド追記して下さい。

    mount -o remount,noatime /.rw
    
    2013/09/26
  • タイムゾーンはどのように設定すれば良いですか?
    次のいずれかの方法で設定できます。

    # dpkg-reconfigure tzdata
    

    or

    Asia/Tokyo の場合
    # ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
    # echo Asia/Tokyo > /etc/timezone
    
    2013/09/25
  • IPv6の利用 又は IPv4 マルチキャスト使用できません
    次の設定を行って下さい

    /etc/network/interfaces の場合
    auto eth0
    iface eth0 inet static
            address 192.168.0.10
            netmask 255.255.255.0
            broadcast 192.168.0.255
            pre-up ifconfig eth0 allmulti
    

    その他の方法でも、eth0・eth1のうち、必要なインタフェースに対して、ifconfig eth0 allmulti を実行することで、対策となります。
    2011/11/02
  • SWAPを設定するには、どのようにすれば良いですか
    /.rw 以下に、ファイルとして追加することで実現出来ます。

    以下に設定例をご案内します。256MBのファイルを作成し、SWAPとして設定する場合の例です。
    # dd if=/dev/zero of=/.rw/swap bs=1M count=256
    # mkswap /.rw/swap
    # vi /etc/fstab  # 追記分のみを、↓に抜粋
    /.rw/swap       swap            swap    defaults        0 0
    次回起動時には、自動的に有効になります。すぐに有効にする場合は、以下のようにします。
    # swapon -a
    
    2013/09/25
  • 利用できるパッケージのバージョンが古く、必要なバージョンが見つかりません。
    Debian Backports を利用する事で、新しいバージョンを入手出来る場合があります。

    Debian Backportsは、Debianの次期リリース(testing等)でテストされているバージョンのパッケージを、5.0 (lenny)等の環境でも利用できるように提供されているものです。なお必ずしも新しいバージョンの提供が約束されているわけではありません。Backportsの利用でも解決しない場合は、ご自身にてソースコードの取得とコンパイルをお試し下さい。

    /etc/apt/sources.listにBackports用の設定を追加します。(詳細はDebian Backportsのサイト(外部サイト)をご覧下さい)

    deb http://backports.debian.org/debian-backports lenny-backports main
    
    追記後は、「aptitude update」でリポジトリ情報を更新します。
    Backportsで提供されているものに限定して、パッケージのインストールを行う場合は次のようにします。
    # aptitude -t lenny-backports install "package"
    
    2011/11/02
  • ソフトウェアパッケージを追加したいのですが、HTTP Proxyはどこに設定すれば良いですか
    /etc/profile 等で環境変数を設定することで、シェル(標準は/bin/bash)の設定が行えますので、大抵の操作はこの設定でまかなえます。

    http_proxy=http://username:password@proxy.example.org:8080
    ftp_proxy=http://username:password@proxy.example.org:8080
    no_proxy=.example.org
    export http_proxy ftp_proxy no_proxy
    

    認証が不要な場合は、「usernam:password@」の部分を削除して下さい。
    なおaptitude / apt-get を実行する場合も、シェルから実行する場合は上記環境変数が引き継がれて使用されます。個別に設定する場合は、/etc/apt/apt.confに以下の設定を記述します。
    Acquire::http::Proxy "http://username:password@proxy.example.org:8080/";
    Acquire::ftp::Proxy "ftp://username:password@proxy.example.org:8080/";
    
    2013/09/25
  • 初期状態のコマンドがとても少ないです。一括で導入する方法はありませんか
    以下のように実行することで、比較的よく使われる物が一括で導入されます。
    # tasksel install standard
    
    なおRAMディスクモードでも実行出来ますが、保存を行うとFlashROM内ユーザーエリア 64MBのうち、55MB程度を使用してしまいますので、この方法はおすすめできません。RAMディスクモードでは、必要なコマンドを個別に導入して下さい。
    2011/11/02
  • 環境変数LANGを設定しても、日本語が表示されません
    「locales」パッケージを追加し、ロケールデータを作成する必要があります。

    /etc/locale.genファイルを編集し、locale-gen コマンドで作成します。/etc/locale.gen ファイルには、多数の言語向けの設定が記入され、全てコメントアウトされた状態になっています。日本語のロケールデータを作成する場合は、以下の通りにします。

    パッケージの追加
    # aptitude install locales
    
    /etc/locale.gen の編集 (抜粋)
    ja_JP.UTF-8 UTF-8
    
    locale-gen の実行
    # locale-gen
    Generating locales (this might take a while)...
      ja_JP.UTF-8... done
    Generation complete.
    
    2013/09/25
  • /tmp で使用できる容量が足りません
    別途/tmpを設定するか、/var/tmp をご利用下さい。

    /tmpは、/ 用に確保した 128MBのRAMディスクの中でまかなわれるため、容量が不足する場合があります。必要に応じて、設定を行って下さい。

    /tmp を 別途設定する場合の例-1 (tmpfsを利用)
    /etc/fstab に以下を追記します。sizeに指定する値は、適宜調整して下さい。
    none            /tmp            tmpfs   size=64m        0 0
    

    /tmp を 別途設定する場合の例-2 (パーティションをわける)
    /etc/fstab に以下を追記します。
    LABEL=TMP       /tmp            ext3   defaults        0 0
    又は
    /dev/sda2       /tmp            ext3   defaults        0 0
    
    2013/09/25
  • WEBサーバとしての運用は、どの程度の規模まで可能でしょうか?
    静的コンテンツの配信に関しては、特に負荷等の心配なく運用可能です。

    動的コンテンツについては、プログラムの規模によって大きく異なってきます。
    OpenBlockS 600のWEB I/Fは、PHPベースのプログラムですが、単純な設定プログラム程度であれば、十分なレスポンスで操作が可能です。

    それに対して、LAMP等の環境用のプログラムを用いて、不特定多数に対して情報発信を行うような場合は、負荷が大きく実用的な速度が出ない場合があります。

    次の記事で、WEBサーバとしてのパフォーマンス計測を行っておりますので、参考にご覧ください。
    静的コンテンツ、LAMP、Ruby on Railsを例に挙げて確認しています。
    http://openblocks.plathome.co.jp/feature/sd/04.html
    2011/11/02
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