-
技術情報 TOP >> ケーススタディ >> OBS/OMSはじめの一歩 >> OBS/OMS最初の準備
実践:マイクロサーバの即運用術
OpenBlockS(OBS) / OpenMicroServer(OMS)を使うためのはじめの一歩
対象とする製品および環境
本チュートリアルでは、次の製品および環境での利用を想定しています。
それぞれWEB I/Fを搭載していますが、解説する内容は全てコマンドラインでの操作となります。WEB I/Fでの利用については、WEB I/F用のドキュメントを参照下さい。
- OpenBlockS 600 (型番 OBS600/RAP)
通常は、添付CFに導入されているWEB I/Fを用いた利用になりますが、本チュートリアルの中では全てコマンドラインでの操作を想定しています - OpenBlockS 266 (型番 OBS266/128/16R)
マイナーチェンジ以前の OBS266 及び OBS266/128 でも基本的には、同じ手順で適応可能です - OpenMicroServer (型番 OMS-AL400/128)
OBS/OMSを使い始めるための準備
OBS/OMSを購入して最初に必要なのはOSを含む基本ソフトウェアを最新バージョンに更新する作業です。OBS/OMSはこれら基本ソフトをまとめてファームウェアと呼んでいます。
ファームウェアに含まれるOS部分のSSD/Linuxは、ぷらっとホームが独自に供給するLinuxのディストリビューションの一つで、非常に短いサイクルでのバージョンアップを行っています。
特にLinuxにおいてセキュリティホールが見つかった場合での対応が非常に早いので、日々出現する様々なハッキング/クラッキング技術に対して、堅固にシステムを守り維持して行くには、日頃からのバージョンアップをお奨めします。
ただし、OSのバージョンアップによりアプリケーションソフトとの互換性が維持をできない場合も稀にあるので、既に稼動中のシステムのバージョンアップについては、予めアプリケーション単位での互換性情報(アプリケーションを供給するコミュニティなど)の確認と、動作テストを実施することをお奨めします。
なお、OBS/OMS購入直後は、アプリケーション運用前なので、基本的に最新バージョンへの更新を行う様お願い致します。