実践:マイクロサーバの即運用術

OpenBlockS(OBS) / OpenMicroServer(OMS)を使うためのはじめの一歩

対象とする製品および環境

 本チュートリアルでは、次の製品および環境での利用を想定しています。

 それぞれWEB I/Fを搭載していますが、解説する内容は全てコマンドラインでの操作となります。WEB I/Fでの利用については、WEB I/F用のドキュメントを参照下さい。

OBS/OMSを使い始めるための準備

 OBS/OMSを購入して最初に必要なのはOSを含む基本ソフトウェアを最新バージョンに更新する作業です。OBS/OMSはこれら基本ソフトをまとめてファームウェアと呼んでいます。

 ファームウェアに含まれるOS部分のSSD/Linuxは、ぷらっとホームが独自に供給するLinuxのディストリビューションの一つで、非常に短いサイクルでのバージョンアップを行っています。
特にLinuxにおいてセキュリティホールが見つかった場合での対応が非常に早いので、日々出現する様々なハッキング/クラッキング技術に対して、堅固にシステムを守り維持して行くには、日頃からのバージョンアップをお奨めします。

 ただし、OSのバージョンアップによりアプリケーションソフトとの互換性が維持をできない場合も稀にあるので、既に稼動中のシステムのバージョンアップについては、予めアプリケーション単位での互換性情報(アプリケーションを供給するコミュニティなど)の確認と、動作テストを実施することをお奨めします。

なお、OBS/OMS購入直後は、アプリケーション運用前なので、基本的に最新バージョンへの更新を行う様お願い致します。

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