


掲載日:2010/04/21
企業概要
BORG株式会社は、ECやモバイルによるエージェントサービスや組織情報システムの企画・設計・構築・保守・支援、また、AIなどのエージェント技術を用いた先進ソフトウェアの開発・販売等のIT経営コンサルティングサービスをトータルで提供するIT企業である。
アプライアンス導入なら社内のニーズを満たした統合管理が実現可能
BORG株式会社(以下BORG)では、事業拡張に伴い新たにオープンした第2オフィスへ総務・経理部門が移転することとなった。第2オフィスは本社(第1オフィス)に対して遠隔地となり、経費精算・勤怠管理・申請書等の提出をネット上から行う必要が生じた。
BORGでは、移転により新しくデータセンタが構築され、それに伴い社内システムの一層の統合管理を図ることになった。そのためBORGの情報システム部門では、これまでのホスティングサービス上でのdesknet'sの運用から、アプライアンスでの導入・運用に切り替えることを検討した。また、アプライアンスサーバーは省スペースで省電力設計なサーバーをという要望を社内から受けていた。
これらのニーズをあますところなく満たすのが、OpenBlockS 600をベースハードウェアとしたdesknet'sアプライアンスであった。
システム管理者にとって容易な導入を可能にするdesknet'sアプライアンス(OpenBlockS 600)
「初期設定もそれほど難しくなく、容易に導入できました。こうしたメリットは、システム管理者にとって非常に魅力的なポイント。LANをつなげればすぐに使えるイメージです。」と、BORG株式会社 代表取締役社長 久津氏(以下同)は語る。
導入されたdesknet'sアプライアンスは、初期設定から運用管理まで、独自のユーザーインターフェースを介して非常に手間なく簡単に行うことが可能である。またdesknet'sサービス専用のアプライアンス製品であるため、IAサーバーにソフトウェアをインストールする場合とは異なり、アプリケーションのソースの取得や依存関係の確認、コンパイル等の面倒な処理は行わずとも簡単に導入できる点も高く評価された。
■ 社内ネットワーク図
ペーパレス化を実現、部門間のコミュニケーションもスムースに
desknet'sアプライアンスが導入されたため、BORGの総務・経理部門では、当初の課題の一つであった勤怠情報の遠隔地間での一元管理が可能になった。また、休暇申請などワークフローを使った各種申請のペーパレス化も含めての課題達成により、導入効果は非常に高いという。 利便性においてもモバイル標準対応、Ajax版やWebガジェット対応などといったdesknet's特有の機能も評価された。他にもさまざまな基幹システムとの連動がスムースに図れる機能も多数用意されているため、第1オフィスと第2オフィスの物理的な距離も解消されコミュニケーションも快適になったそうだ。
なお現在は、既存のLAN接続のタイムレコーダーからdesknet'sへ勤怠データを送信する独自アプリケーションを開発し、より有機的なシステムとして運用しているという。製品固有の機能に加え、こうした柔軟性・親和性もdesknet'sの大きな魅力となっている。
desknet'sとOpenBlockS 600、互いの長所を組み合わせた付加価値は絶大

堅牢・省スペースの筐体はデータセンタの
ルータ横のデッドスペースに設置
久津氏は最後に、ベースハードウェアであるOpenBlockS 600についても触れ、こう語った。
「部署オフィス移転に伴って発生した課題は全て、手間をかけずに達成できました。また、(ベースハードウェアである)OpenBlockS 600が実績として掲げている安定性や信頼性も、付加価値として高く評価できます。少なくとも導入から現在まで、トラブルは一度も発生せずに稼働をづけていますね。desknet'sのみならず、OpenBlockS 600の製品価値についても高く評価しています。今後はOpenBlockS 600を使ったサービスの企画・提案も考えたいと思っています。」 (久津氏)
いずれの分野でも実績を持つdesknet'sとOpenBlockS 600が、互いの長所を組み合わせた形で提供されるdesknet'sアプライアンスは、BORGの事例においても非常に高い導入成果を発揮することとなった。
※ 今回BORG株式会社は、「desknet's アプライアンスモニター企画(2010年1月〜2月に実施)」を利用し、OpenBlockS 600(desknet'sアプライアンス)を導入。