DNS 専用ソフトウェア ユーザーズマニュアル

基本設定

自動起動の有効/無効、動作モード、Ether-0及びEther-1の配布設定を行います。

設定項目

自動起動
有効: OpenBlocks 電源ON時に自動起動するかどうか
再問い合わせ

有効: 自身で名前解決が出来ない場合に、指定したフォワード先やルートヒントファイル記載のサーバに対して、問い合わせをする

ルートヒントファイル
有効: ルートネームサーバが記載されたファイルを参照する
動作モードの設定

フォワードのみ: 受け取った名前解決のリクエストをフォワード先に転送する

フォワード後、自己解決を実施: 転送で解決出来ない場合、自身でも名前解決を試みる

クエリ送信元

どこからでも可: 送信元を問わず回答する

所属ネットワークのみ: Ether-0またはEther-1が参加するネットワークからの問い合わせのみに回答する

指定: 指定した3箇所までのネットワークからの問い合わせに回答する

ゾーン設定

ゾーン(ドメイン)の登録とゾーン内のレコードの編集を行います。

ゾーンのタイプでスレーブを選んだ場合

設定項目

ゾーンのタイプ

マスター: ゾーンのマスターとして設定

スレーブ: ゾーンのスレーブとして設定

ドメイン名

ゾーンのドメイン名を登録

ルートヒントファイル
有効: ルートネームサーバが記載されたファイルを参照する
ネットワークアドレス

ネットワークアドレスを入力

ネットマスク

ネットマスクを選択

登録するレコート

正引き/逆引き: 正引き/逆引き両方を登録します (逆引きは自動生成)

正引きのみ: 入力した正引きのみ登録し、逆引きの自動生成を行いません

逆引き表現
上記で正引き/逆引きを選択した場合の、逆引きの生成フォーマットを選択します
ゾーン転送先のアクセス制限
(マスター動作の場合)
ゾーンの転送先として許可するサーバのIPを入力
マスタサーバ
(スレーブ動作の場合)
マスタサーバのIPを入力

レコード設定

ゾーン設定の最下部に表示されるゾーン一覧において、「レコード編集」ボタンを押下することで、レコードの編集画面に遷移します。

設定項目

DNSサーバーのホスト名

ドメイン名を含むホスト名(FQDN)

管理者のメールアドレス

管理者のメールアドレス

TTL
キャッシュ有効時間 (秒)
Refresh

ゾーン情報の転送間隔 (秒)

Retry

ゾーン転送に失敗した場合の、リトライまでの猶予時間(秒)

Expire

レコード情報を最新と確認できない場合の有効期限(秒)

Minimum
ネガティブキャッシュ(存在しないこと)有効時間(秒)

各レコードの「edit」をクリックすることで、画面中央で名前・種別・値を編集できます。
新規登録は、「クリア」ボタン押下後に入力します。

メンテナンス

設定全体のエクスポート・インポートが行えます。

未対応の機能について

 本ソフトウェアでは、利用しているOSSの全ての機能の設定には対応しておりません。不足の内容については、バージョンアップでの対応を検討致しますので、弊社サポート宛まで要望としてお知らせ下さい。

 また本製品では、root権限を解放しておりますので、必要な場合には設定ファイルを直接編集することも可能です。初期設定のみWEB I/Fを通じて行い、細かな設定変更を行ったうえで、WEB I/F無しで運用することも可能です。ただし、設定を直接編集する場合は、WEB I/Fとの連携が出来なくなりますので、予めご了解下さい。(設定ファイルは、/usr/pkg/apps/アプリ名/config 以下に保存されます)

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