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CFを出荷時の状態にする方法

 ここでは、CFを出荷時の状態にする方法をご案内します。なおJavaに関しては、この方法ではインストールされませんので、別途お問い合せください。

関連ファイル

半自動でのインストール

 USBメモリに必要なデータ一式を保存したUSBメモリを用いて、本体に搭載したコンパクトラッシュにインストールを行います。

1. 適当なUSBメモリ を用意し、フォーマットを行う

フォーマットは FAT、ext3、ext2 に対応しています。フォーマット済みであれば、この手順は省略可能です。Windowsの場合で行う場合は、マイコンピュータから実行できます。

ext3の場合
# mke2fs -j /dev/sda1

2. ボリュームラベルを設定する

ボリュームラベルに「MSF」を設定します。Windowsの場合で行う場合は、マイコンピュータから実行できます。

ext3の場合
# e2label /dev/sda1 MSF

3. USBメモリに必要なデータを保存

USBメモリに「msf」ディレクトリを作成し、その中に以下のファイルを保存します。
ファイルのダウンロードURLは、本ページの関連ファイルを参照して下さい。

  • プログラムアーカイブ
  • インストールスクリプト

ファイルの設置イメージ
  • コンパクトフラッシュ (Dドライブ や /mnt/cf など)
    • 「msf」ディレクトリ
      • プログラムアーカイブ
      • msf_init.sh

4. インストールの実行

 本体にコンパクトフラッシュを搭載、用意したUSBメモリを接続し、電源を投入します。

 インストールには数分を要しますが、本体のステータスインジケータが全色点滅をしたらインストールが完了です。シリアルコンソールにて接続を行っておくと、進行状況がわかるためお勧めです。

 ステータスインジケータの全点滅を確認したら、電源を再投入して下さい。


 これにてインストールは完了です。

手動でのインストール

 半自動インストールのようにインストール用のUSBメモリの用意ができない場合でも、手動操作によりインストールを行うことができます。なおここでは、OpenBlocks 600本体がインターネットに接続できることを前提にしています。

1. ネットワーク設定 (DHCPでの例)

# dhclient eth0

2. コンパクトフラッシュの初期化

CFの他にUSBストレージを接続していると、デバイス名が変わる場合がありますので、ご注意下さい。

# fdisk /dev/sda
# mke2fs -j -b 4096 -L PKG /dev/sda1

3. コンパクトフラッシュのマウント

# mount LABEL=PKG /usr/pkg
# cd /usr/pkg

4.プログラムアーカイブの取得と展開

# ftp ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OBS600/misc/factory_cf/obs600_20090930-01_nojava.tgz
# tar -xvpzf obs600_20090930-01_nojava.tgz
# rm -f obs600_20090930-01_nojava.tgz

5. 再起動

# shutdown -r now

これにてインストールは完了です。

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