CFを出荷時の状態にする方法
ここでは、CFを出荷時の状態にする方法をご案内します。なおJavaに関しては、この方法ではインストールされませんので、別途お問い合せください。
関連ファイル
- プログラムアーカイブ (Javaは含みません。別途お問い合せください。)
obs600_20090930-01_nojava.tgz - インストールスクリプト
msf_init.sh
半自動でのインストール
USBメモリに必要なデータ一式を保存したUSBメモリを用いて、本体に搭載したコンパクトラッシュにインストールを行います。
1. 適当なUSBメモリ を用意し、フォーマットを行う
フォーマットは FAT、ext3、ext2 に対応しています。フォーマット済みであれば、この手順は省略可能です。Windowsの場合で行う場合は、マイコンピュータから実行できます。
ext3の場合
# mke2fs -j /dev/sda1
2. ボリュームラベルを設定する
ボリュームラベルに「MSF」を設定します。Windowsの場合で行う場合は、マイコンピュータから実行できます。
ext3の場合
# e2label /dev/sda1 MSF
3. USBメモリに必要なデータを保存
USBメモリに「msf」ディレクトリを作成し、その中に以下のファイルを保存します。
ファイルのダウンロードURLは、本ページの関連ファイルを参照して下さい。
- プログラムアーカイブ
- インストールスクリプト
ファイルの設置イメージ
- コンパクトフラッシュ (Dドライブ や /mnt/cf など)
- 「msf」ディレクトリ
- プログラムアーカイブ
- msf_init.sh
- 「msf」ディレクトリ
4. インストールの実行
本体にコンパクトフラッシュを搭載、用意したUSBメモリを接続し、電源を投入します。
インストールには数分を要しますが、本体のステータスインジケータが全色点滅をしたらインストールが完了です。シリアルコンソールにて接続を行っておくと、進行状況がわかるためお勧めです。
ステータスインジケータの全点滅を確認したら、電源を再投入して下さい。
これにてインストールは完了です。
手動でのインストール
半自動インストールのようにインストール用のUSBメモリの用意ができない場合でも、手動操作によりインストールを行うことができます。なおここでは、OpenBlocks 600本体がインターネットに接続できることを前提にしています。
1. ネットワーク設定 (DHCPでの例)
# dhclient eth0
2. コンパクトフラッシュの初期化
CFの他にUSBストレージを接続していると、デバイス名が変わる場合がありますので、ご注意下さい。
# fdisk /dev/sda
# mke2fs -j -b 4096 -L PKG /dev/sda1
3. コンパクトフラッシュのマウント
# mount LABEL=PKG /usr/pkg
# cd /usr/pkg
4.プログラムアーカイブの取得と展開
# ftp ftp://ftp.plathome.co.jp/pub/OBS600/misc/factory_cf/obs600_20090930-01_nojava.tgz
# tar -xvpzf obs600_20090930-01_nojava.tgz
# rm -f obs600_20090930-01_nojava.tgz
5. 再起動
# shutdown -r now
これにてインストールは完了です。
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