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OpenBlockS 600導入事例 株式会社カネカ

Linux運用経験なしでもグループウェアサーバーが構築可能

掲載日:2010/04/22

企業概要
株式会社カネカ(以下カネカ)は、化成品、機能性樹脂、発泡樹脂、食品、ライフサイエンス、エレクトロニクス、合成繊維事業を展開。 近年は、コエンザイムQ10素材の世界トップシェアメーカーとして世界中のサプリメントメーカーや化粧品メーカーなどへ素材を提供する。

より便利なWebツールを求めて

情報システム部のテーマとして、最新のWeb利用グループウェア、情報共有ツールの動向について調査している中、雑誌広告でdesknet'sのことを知ったという。desknet’sがWebブラウザだけで利用できること、ポータルやスケジュール機能も含んだ総合ソフトであることが魅力であったという。しかもOpenBlockS 600をベースハードウェアとしたdesknet'sアプライアンスならばソフトをインストール設定する必要がないということで、導入がスピーディに進むことも期待された。そうして導入を検討していた当時、折良く行われていたモニター募集へ応募を経て、実際にカネカでの導入試験を行うに至った。

Windowsしか運用経験がなくても問題なし

カネカの情報システム部がこれまで取ってきた手法であれば、今回のグループウェアの評価の為には、新たにWindowsサーバーを準備し、そこへ評価版をインストールする作業が必要となるはずだった。ところが今回は、アプライアンス製品であることから、別途サーバーハードウェアの用意もソフトウェア動作検証も必要なかった。OpenBlockS 600が実装するアプリケーションマネージャ機能※1 を用いた初期設定作業(IPアドレスの設定、desknet'sサービスの開始のみ)の他は必要なかった。
カネカ情報システム部の岩佐氏はこう語る。

「Windowsしか運用したことがなく、Linuxサーバーの運用は敷居が高いと感じていたのですが、OpenBlockS 600のアプリケーションマネージャ機能を活用できるdesknet'sアプライアンスだと、予想よりもずっと簡単に導入試験を開始できたのが、驚きました。」(情報システム部 基盤設計チーム 岩佐氏)


■ ネットワーク構成図

ネットワーク構成図
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■ 設置場所

堅牢・省スペースなのでPCの上などのデッドスペースに設置可能
堅牢・省スペースなのでPCの上などのデッドスペースに設置可能

今後は、desknet'sの更なる機能検証を進めるとともに、OpenBlockSのアプリケーションマネージャ機能を利用し、当社が提供しているオープンソースバイナリを使用した専用サーバー(ネットワーク監視サーバー、やDHCPサーバーなど)の導入試験も行う予定だという。

今回株式会社カネカ 情報システム部は、「desknet's アプライアンスモニター企画(2010年1月〜2月に実施)」を利用し、OpenBlockS 600(desknet'sアプライアンス)を導入。

※1 OpenBlockS 600固有の、システム管理運用に必要となる様々なアプリケーションを、ソースの取得や依存関係の確認、コンパイル等の面倒な処理は行わずとも簡単にインストールできる機能

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Profile
株式会社カネカ
http://www.kaneka.co.jp/
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