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ファクトリーリセット

ファクトリーリセット

以下、シリアルコンソールで実施する必要があります。

バージョン9(stretch / FW 3.x系)モデル

リカバリブートモード起動

# fw_setenv bootcmd 'run bootRecovery;'
# reboot

データ移動

再起動後に/rootディレクトリ等に工場出荷用データとFW 3.x用のuboot環境変数設定ファイルをIoT Family(BX1等)にデータを配置します。
※ネットワーク設定後にsftpコマンド等にてデータを配置してください。

工場出荷用データ展開及びストレージモード起動

有効なSIMカードが挿入されていない場合、工場出荷用データの展開時にエラーログが表示されます。
そのため、エラーログを/dev/nullへ出力してください。
※出力しない場合には、エラーログの表示により本処理に時間がかかります。

  # yes | mkfs -t ext4 -L "" /dev/mmcblk0p10
  # mount /dev/mmcblk0p10 /mnt
  # tar xzf /root/<工場出荷用データ> -C /mnt 2> /dev/null
  # umount /mnt
  # /root/update_ubootenv.sh --edison-default
  # /root/update_ubootenv.sh -a
  # rm -f /root/<工場出荷用データ>
  # rm -f /root/update_ubootenv.sh
  # reboot

バージョン8(jessie / FW 2.x系)およびバージョン7(wheezy / FW 1.x系)モデル

ストレージ併用モード解除

# e2label /dev/mmcblk0p10 ""
# reboot

データ移動

再起動後に/rootディレクトリ等に工場出荷用データをIoT Family(BX1等)にデータを配置します。
※ネットワーク設定後にsftpコマンド等にてデータを配置してください。

工場出荷用データ展開及びストレージモード起動

有効なSIMカードが挿入されていない場合、工場出荷用データの展開時にエラーログが表示されます。
そのため、エラーログを/dev/nullへ出力してください。
※出力しない場合には、エラーログの表示により本処理に時間がかかります。

  # yes | mkfs -t ext4 -L DEBIAN /dev/mmcblk0p10
  # sync
  # mount /dev/mmcblk0p10 /mnt
  # tar xzf /root/<工場出荷用データ> -C /mnt 2> /dev/null
  # umount /mnt
  # rm -f /root/<工場出荷用データ>
  # reboot

工場出荷用データ

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