はじめに
本ドキュメントは、クックブックと称して、OpenBlockS 600ファミリを利用した、様々な用途の具体的構築例を紹介していきます。
クックブックでは、次のモデルを対象としています。
- OpenBlockS 600 (OBS600/RAP)
- OpenBlockS 600D (OBS600D/6)
- EasyBlocks (EB600)
OpenBlockS 600 (OBS600/RAP)
SSD/Linux 0.5 と 専用のWEB I/Fを搭載した汎用サーバーモデルです。
ネットワーク等のOSの基本設定をWEB I/Fから行うことが可能になっており、アプリケーションマネージャ機能を利用することで有償ソフトやOSSバイナリを手軽に導入することが出来ます。
◆ 概要
- オリジナルディストリビューションのSSD/LinuxにWEB I/Fを実装。
- WEB I/F上のアプリケーションマネージャ機能を利用することで、有償ソフト/無償ソフト/オープンソースソフトの導入が手軽。
- OSの基礎部分はRAMディスク(128MB)上で動作しています。
- CFを/usr/pkgにマウントしており、WEB I/Fが導入されています。
追加ソフトウェアは、CFに導入されます。
OpenBlockS 600D (OBS600D/6)
Debian GNU/Linux 6.0 を搭載した汎用サーバーモデルです。
データの蓄積が不要な用途であれば、CFレス(RAMディスクモード)での運用も可能なため、堅牢なシステムを実現できます。
◆ 概要
- Debian GNU/Linux を標準搭載
- Debian が提供する豊富なソフトウェア資源を利用可能
- RAMディスクのみ又はCFを併用する方式の2パターンで利用可能
EasyBlocks (EB600)
DNS/DHCP/NTP/Syslog/Proxy/監視管理の用途に特化した、専用アプライアンスです。
手軽な設定を実現するWEB I/Fを搭載し、複数台によるActive-Activeの冗長化が容易に実現できます。
◆ 概要
- 設定、運用が簡単なWEB I/F
EasyBlocksに関するすべての設定はWEB I/Fで実行します。
複数台による冗長化を行っている場合も、WEB I/Fは一つだけ。 - Active-Activeの冗長化
同一の管理ネットワークに接続するだけで、自動的に冗長化設定を行います。
利用者は稼働させるサービスの設定だけを気にすればよく、ノード間の設定、データの同期や冗長化に関する設定は自動的に行います。 - 各ノードへの適切な負荷分配、スケールアウト
サービス毎に割り当てた負荷値(変更可)を基準に、各ノードに出来るだけ均等になるようにサービスの割り当てを行います。
またDNS/Proxy/NTPについては、同一グループ内で複数のノードが同時にサービスを提供することが出来るため、クライアント端末が増えた場合でも、スケールアウトが容易です。
